岡山県立高松農業高等学校 農業科学科
農場カメラマンTop
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キュウリの生長記録
「リーダーシップ」取材
有機水田


7月1日
 15羽のアイガモが、元気よく歩き回っています。そのおかげで雑草が生えてきません。


7月8日
 今日のアイガモ。元気です。
イネもアイガモも、生長が早く感じられます。


7月15日
 今日のアイガモ。朝ご飯前を直撃。
ガァガァと、何か言っています。
「メシ、まだかよ」
「早くしてくれよ」
「ここ狭め〜よ」
「早く出してくれよ」

 
 しっかりと働いてくれるので、ホントに今年は雑草がありません。
アイガモさん、ありがとう
 こちらは布マルチです。こちらも見事に雑草がありません。
「布マルチの管理のコツがわかってきて、年々良くなってるよ」 とN先生。 眼鏡の奥がキラリと光っていました。
 アップです。お布団が分解されつつあります。


7月22日
 今日のアイガモ。ついに、イネの草丈の方が高くなり、アイガモが見えなくなりました。ガァガァという声だけが聞こえます。
 今日も一日、お疲れ様でした。小屋に帰って、お休みです。


7月26日 受難の日・・・
 今日は中学2年生対象のオープンスクールです。そう、本校名物、「アイガモと一緒に田んぼに入ろう」の日です。
 まずは、先生から説明を聞きます。
 次に、一緒に雑草の勉強をします。
すると、おやじギャグが飛び出しました。
「これがコナギ・・・。こなきジジイじゃないよ・・・。」

寒い・・・。
 そして、裸足になって田んぼに出動! 「これがアイガモだよ。」
「ガァガァ(苦しい・・・)」

 今日は、捕まえられ、触られまくり、追いかけ回されて、アイガモにとって受難の日です。
 いよいよ田んぼに入ります。冷たくて、ヌルッとしてて、足を取られて・・・。
あちこちから悲鳴が上がります。

「アイガモはどこだ?」
 田に放たれたアイガモは、イネの中に入ると全く見えません。遠くから聞こえる葉のすれる「ガサガサ」という音と、時々聞こえる「ガァガァ」という声だけが頼りです。
 合間を見て、Y君が大きな雑草を取っていました。
「いい仕事してるねぇ。」

中学生への指導、お疲れ様でした。