生徒とともに取り組んだ施設・設備の修繕等
岡山県立高松農業高等学校・園芸科学科「園芸福祉部」
since 2007

はじめに
 老朽化に如何に対応するか、どこの学校も共通である。
 懸案事項であった1・2号温室の遮光カーテンの更新、4号温室の温湯管の撤去、栽培ベンチのペンキ塗り等に取り組んだ。
 花・ハーブ苗の栽培が増えたため、平成18年度の3学期を中心に農業機械の先生の協力を得て、栽培ベンチの作製をしたのが、この修繕等の始まりであった。
 科内や管理職の先生、事務室の先生方のご理解ご支援だけでなく、農業科学科の先生方の学科間連携によって、その施設・設備の充実がなされたことを記してお礼申し上げます。
@ 遮光カーテン(1号温室)
12月27日
遮光カーテンの撤去
撤去後の状況
見えるカーテンは、保温カーテン
1月29日
新しい遮光カーテン
取り付け開始
仮に展張した状況
2月13日
カーテンのビス留め
2月20日
カーテンをパッカーで留める
(1)カーテンの展張のポイントは、表裏、植物側が表示されている。
(2)カーテン留めのポイントは、遊びが必要である点である。

A 温湯管の撤去・切断(4号温室)リサイクル平成20年1月18日
ガス溶接で切断 左の通路は、温湯管を撤去
右の通路は、温湯管がある状態
切断中 切断された温湯管
リサイクルされ、
設置された状況

2008.05
自閉症児との園芸交流当日
初めて活用する(2008.05.31)
(写真中央)
《通路を広く・・・・》
 平成18年夏まで隔離床でマスクメロンを栽培していた4号温室も、温湯管が水漏れをおこし、暖房ができず使用していなかった。そのため、事実上、作業上や園芸福祉活動中の邪魔になっていたことから撤去することにした。通路が広くなり、通りやすくなった。
《リサイクル》
 農業科学科の先生方の協力で温湯管を溶接し、溝の上の橋としてリサイクルした(2カ所設置)。これで農作業の時、園芸交流の時に安全に溝を渡ることが出来るようになった(感謝)。

B 栽培ベンチのさび止め:1月15日〜
さび止めを塗る生徒たち エキスパンドメタルを
置いていた栽培ベンチの状況
栽培ベンチの底のサビ エキスパンドメタルのさび止め
塗り終わった
エキスパンドメタルと栽培ベンチ
さび止めを塗る生徒たち
《平成19年度 17台の栽培ベンチ作製》

 前年度に、さび止めを2回は塗ったが、この冬にサビの状況を確認すると、写真にあるようにサビが気になったので、長持ちがするように塗ることにした。
 エキスパンドメタル、栽培ベンチの乾きにくい部分がサビていた。
写真等の転載不可



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