草花専攻のすゝめ
in岡山県立高松農業高校園芸科学科


 私たち、草花専攻では切り花・苗物・鉢物の三班に分かれ、それぞれの活動に力を入れています。それぞれ個性的なメンバーとの活動について、今からご紹介していきます!班に分かれることによって、専門的に学びたい分野についてより深く学習することが出来ます。
切り花
母の日のカーネーション
アレンジメント作成
完成後のクマのアレンジメント
 切り花班は、フラワーアレンジメントが好きな人にはとってもおすすめです!
多くの花に触れ合え、ブーケやアレンジメント制作などができるようになります。将来、フラワーコーディネーターに必要(持っていたら大活躍!)なフラワー装飾技能士の資格習得も目指せます。
苗物
マリーゴールドの花がら摘み 寄せ植え作成
 苗物班はパンジーやペチュニアなどの苗物を一から育て、春と秋にあるふれあい市、地域のイベントなどで販売しています。そのほかに鉢上げ、鉢替えといった基礎的なことはもちろん、その花の特性に合った土作りも行っています。
鉢物
オリヅルランの鉢上げ ポーチュラカのさし芽
 鉢物班は、シクラメンやラン類、観葉植物などを扱っています。シクラメンではホルモン処理を行います。多くの活動は苗物班とほぼ合同で行っています。ラン類や、観葉植物といった独特な特性を持つ植物が好きな人にはおすすめです
〜主な活動について〜
草花専攻では、販売実習や資格習得に向けての実習などがあります!
下に簡単な説明を載せておきます。
資格習得
室内園芸装飾技能士の練習 フラワー装飾技能士の練習
 草花専攻では、室内園芸装飾士技能検定を2年生で受検します。実技試験と筆記試験の2種類があり、筆記は草花の授業で、実技は放課後実習で勉強していきます。簡単そうに見えますが、覚えなければならないことが多く、結構難しいです。けれど反復した練習をすることで、だんだんとできるようになってきます。
 3年生になるとフラワー装飾技能士の検定に挑戦できます。切り花の専攻生はもちろんですが、他の専攻生も検定に挑戦できます。アレンジメントでは全国大会もあり、やりがいがあります。
朝管理
朝管理の最初のあいさつ 校門近くの庭園の潅水(水やり)作業中
 朝管理は、朝7時40分までに学校に来て潅水(水やり)の作業を行います。特に1学期はとても忙しく朝夕の潅水は欠かせません。一年生のうちは専攻に分かれる前までは全員行います。
 春から秋まで各ローテーションで動きます。家が遠い人にとっては大変ですが、やりがいのある大切な授業です。
放課後実習
ペチュニアの切り戻し作業 専攻室前の花壇の植え替え
 終礼が終わって、4時から5時(短縮期間中は3時半から4時半)までの間、放課後実習の時間になります。
 授業で習った事の復習や、ふれあい市、文化祭の準備をします。限られた時間の中で作業を終わらせないといけない為、効率の良い作業を考えられるいい機会です。
販売実習
2、3年生全員が作成した寄せ植え 生徒達でレジを担当します
 高農では、秋と春にふれあい市を行います。
生徒が軸となって動き、お客様とのコミュニケーションを通して、培する楽しさ、販売接客の厳しさを学びます。お客様に質問されることもあるので、お答えする為にその植物について学ぶ必要があります。
 準備から運営まで、先生の力を借りながら自分達らしく行う。これが実践学習の醍醐味だと思います。
〜最後に〜
 草花専攻では花を育てるだけではありません!花を育てた後に、学校外の花壇に植えに行ったり、植えたプランターを病院やサービスエリアにお届けに伺ったり、多くの活動を行っています。
 学校の中でも、外でも活動の幅が広い草花専攻はとても楽しく、そしてとてもやりがいがあります!
 高農草花専攻でしか体験できない活動があなたを待っています!ぜひ草花専攻の一員となって、活動に参加してみませんか?
 ご覧いただきありがとうございました!



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