園芸科学科 『高校生』の声
 
高齢者からの学び
 
一緒にまきましょう、笑顔のタネを
 
ケアハウスでの園芸交流に参加した生徒が感じた思い・学びをお届けします。
  

人生で初めて老人ホームの方へ行き交流というものをさせていただいた時には、自分でも予想外に感情が出て感涙してしまいました。自分より遙かに大先輩である自分の担当したおばあちゃんが、自分にとって、とても刺激を受ける言葉ばかりを言ってくださり、時には人生にとって大事なことは何かなど、本当にためになるような事ばかりを私に教えてくださって、自分の中での色々な物事へ対しての考え方やこれからの自分の将来などに対しての意欲などが変わりました。学校に帰り感想を書くときには鉛筆が止まらず裏にまで、ぎっしりと感想を書きました。今までの自分では絶対に考えられない事だと思います。

 2回目のケアハウスへの訪問の際には自分の担当したおばあちゃんが居られなくて、今思えば本当に自分は貴重な体験をしたなと思います。このような、体験が出来るのは園芸セラピーだけだと思うし自分は入って正解だったなと思っています。

 この高松農業高等学校の園芸科学科に入り、2年生になって私は見えない大きな力と、何かを得ている気がします

 自分が得たものは数えきれないほどありますが、ひとつだけ最も大きなものを得ました。それは、

 自分の将来への糧と近道です。何も考えずに入学した自分がこのように大きな物を得られたのは、やはり園芸科学科で過ごす時間とセラピー専攻生として活動する時間のおかげだと思っています。

 今、何も夢を持てない将来、何をしたらいいのか分らないという思いがあるのなら、高松農業高等学校に入っていろんな物に触れあって何かを得れたらいいなと思います。