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園芸セラピー実践活動part2


《芝人形づくり》 3年課題研究・園芸セラピーグループ


岡山シルバーセンター「岡山市新庄上」 2003/07/02
『芝人形づくりの演示』(一部掲載)
説明中の生徒達
お椀にストッキングの足の
部分をかぶせる。
芝の種まき

ストッキングを霧吹きで湿らせ、
芝の種を少し厚めにまく。
胴体づくり

 ペットボトルに両面テープ
を貼り、その上に好みに
応じた色の毛糸を巻きつける。
髪の散髪

 芝が伸びてきたら
好きなように散髪をする。

『芝人形づくり』
頭づくり

 芝の種をまき、
土を入れしばろう
としている様子
胴体づくり(左から1人目)

 ペットボトルに
毛糸を巻きつけている。
Best5の作品発表

作業終了後に、生徒達が
選んだ優秀作品を発表する。

大変盛り上がった瞬間であった。
作られた作品(一部)


園芸と福祉の接点を求めて   『芝人形作り』で高齢者に笑顔

 平成15年7月2日、5・6校時 岡山シルバーセンター・ケアハウスにおいて芝を使った園芸セラピー(園芸福祉)活動に取り組んだ。8名の高齢者を対象にして、約1時間『芝人形作り』を行ったが、大変好評で、高齢者のみなさんの熱心な取り組み、出来上がった芝人形を見る笑顔が印象的な園芸交流であった。 芝人形は見た目も微笑ましく、芝は1週間程度で発芽し出し、3週間程度で散髪ができる程度に成長することから日々成長する楽しみがある。今回のセラピー活動は、3年科目『課題研究』の園芸セラピーグループ5名が宇都宮アルトピア(老人保健施設)の御協力により取り組んだものである。生徒達は、昨年度の秋から園芸セラピーグループに自主的に加わり、4月になり課題研究の学習活動として本格的に準備活動に取り組んできた。当日は、彼らにとって初めての園芸指導の機会であったが、自分たちで作り方の説明と指導助言を行い、充実感を味わい満足そうであった。今回の芝人形作りは大変好評であったことから、県下に広めたいと張り切っている。 昨年度から園芸セラピー活動に取り組み始めたが、園芸活動を福祉に生かしたいと考えている。
 なお、当日は高齢者に加えて、岡山シルバーセンターの関連施設でも同様に芝人形を作りたいと希望された施設関係者7名も参加し、芝人形づくりを学んだ。

取材:
 ・テレビせとうち・・・当日の夕方のニュースで放送された。
 ・山陽新聞・・・・・・7月4日の岡山市民版に掲載された。

生徒の感想(生徒の『課題研究』中間報告より抜粋)
 ・人と接するのが苦手であったが克服できた。
 ・次回は、今回以上に分かりやすく教えたい。
 ・福祉は、けっこう楽しいと思った。
 ・協力して行うことの大切さが分かった。
 ・次回は、今回以上に先生に頼らずに行いたい。

お礼
 ・芝人形づくりについて、御指導御協力頂きました松田まや様を始め
  宇都宮アルトピアの皆様に感謝申し上げます。

『芝人形』の作り方等の連絡先
 


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