10/11自閉症児者との園芸交流をめざして

岡山県立高松農業高等学校・園芸セラピーグループ


9月から当日までの、本校生徒が関わった主な準備活動
「2年生メンバー」の作製練習
7/25園芸科学科2年のメンバー
(右:指導する3年生)
10/03農業経済科2年のメンバー
(左:指導する3年生)
《作製練習》
3年科目『課題研究』で活動し出したため、昨年度からのメンバーである2年生の活動が出来ていなかった。このため、3年生が指導者となり、10月11日の園芸交流当日に備えることにした。
『自閉症児』について学習会の実施(9月10日放課後)
指導を受ける2年生のメンバ− 芝人形づくりを指導
する3年生のメンバー
・10月11日(土)自閉症児との園芸交流を目指して、事前の学習会と、支援をいただく先生に「芝人形」づくりの指導を行った。
事前学習の講師 : 旭川荘『自閉症・発達障害支援センター』職員

『芝人形作製キット』」の作製作業(9月17日・24日 5・6校時)
胴体となるペットボトル
をハサミでカット
ペットボトルに
両面テープを貼る
手の作製 出来上がったフェルトの手
ペットボトルに
巻きつける毛糸
頭につける白眼の作製
9月10日に、自閉症・発達障害支援センターの先生に御指導頂いた点を参考にして準備活動に取り組んだ。

前日の会場準備等(10月10日)   
会場内外の掃き掃除 トイレ掃除
・机は、正面に向かって逆ハの
字に配置し、机にはシートを敷く。
プログラム(式次第)の作製
毛糸の準備 受講者(児童等)が
選ぶ手・眼を配置
芝人形作製キットの準備
(お椀等の準備)
芝人形作製キットの準備
(籠に入れる)
事前説明用の見本作り 《ミーティング》
進め方や参加する
受講者について情報交換
・会場の掃除、机・イスの配置
 2年生のメンバーを中心になり熱心に取り組んでくれ、会場の内外は、お客様を迎えられるようにピカピカになった。特に印象的であったことは、セラピーグループのメンバーの友達である農業経済科の生徒3名も駆けつけてくれ、テキパキと働く姿はとても爽やかであった。(深謝)
・準備作業
 部活動や支援センターの先生との打合せで遅くなったが、3年生のメンバーが中心となり、事前説明用の見本作り、土を除く芝人形作製キットの作製等に取り組んだ。
 芝人形作製キットは、受講する児童生徒用5、指導する高校生用5、希望された保護者用3の計13、作製した。
・ミーティング
 開会のあいさつや担当する受講者の分担を決めた。受講者の担当分けについては、受講者の状況を想定し、それに適するメンバーを配置するように決めた。

当日、開会前の準備・リハーサル(10月11日)
事前説明のリハーサル
受講者用荷物置き場 受付(担当:自閉症協会)
「芝人形作製キット」
(右)児童生徒用及び保護者用
(左)指導する高校生用
「準備の一番最後の仕事」
種まきに備え、開会直前に、
ストッキングに水をスプレーする。
・事前説明のリハーサル
 写真カードの持ち方、写真カードの渡し方を含めてリハーサルを行った。
・芝人形作製キットの完成
 パックに土入れ、計量カップに種を入れ、そして指導する高校生用の作製キットを作り完成した。
ストッキングに水をスプレーして、あとは受講者を待つばかりとなった。

《受講者の募集》
・受講者の募集は、『日本自閉症協会岡山県支部』を通じて行った。
 (9月30日締切)