2004/06/26自閉症児者との園芸交流をめざして

岡山県立高松農業高等学校・園芸セラピーグループ


4月から前日までの、メンバーが関わった主な準備活動
「2年生メンバー」の作製練習
5/14指導するリーダー 5/14指導を受ける2年生
《作製練習》
3年生が指導者となり、6月26日の園芸交流当日に備えることにした。その後、必要により随時練習を重ね、自信を持って指導できるように練習は直前まで行った。
『自閉症児』について学習会の実施(5月20日放課後)
当日参加される保護者代表の方をお迎えして、自分たち園芸セラピーグループに期待されること、留意点等をお話し頂いた。
『トマト苗』」の準備
5/13トマト:レジナの種まき 種まき後、順化温室で育苗
6/2放課後、3年生による鉢上げ 鉢上げされたレジナの苗
反省点
@実の着いているトマト苗が少なかった事から、もう10日間は早く種まきすべきだった。実が多く着いていれば、トマトが収穫できるという見通しがつきやすい。
A育苗途中の追肥が遅れ、肥料切れ気味であった。
『高松中学校園芸部との園芸交流』」(6月3日放課後)
黙々と作製。出来上がる
につれて中学生も笑顔
出来上がった芝人形10人衆
<もう一つの交流の目的>
 今年初めての交流、中学生に楽しんで頂きたいという思いである。また、昨年度からの経験のあるメンバーが4名しかいない園芸セラピーグループにとっても、「指導する経験」を積むというよい機会でもあった。
『芝人形作製キット』」の作製作業(6月)
磁石付きカード入れの作製(6/10)
磁石シートをカットして
両面テープで止める。

頭づくりの下準備(6/10)
種をまかないところには、
種をまけないように紙を貼る。
白目を作る。(6/17) フェルトで手を作る。(6/17)
<芝人形作製セット 計23人分>
 自閉症児用、その兄弟姉妹、保護者用、指導者であるメンバー用の23人分のセットをA4ワイド版のカゴに入れて当日を迎える。
前々日の会場準備(6月24日)   
《徹底した掃き掃除、拭き掃除》
雨のため、外の草取りが出来なかった。
窓のサッシ、下足箱や扉の溝など日頃
掃除できていないところも綺麗にした。
《トイレ掃除》
クモの巣、トイレットペーパー、
ホコリに気をつけた。
《写真カード入れ》
磁石付き写真カード入れに、
作り方の写真を入れる。
《写真カードの掲示》
掲示する順番を考えながら行う。
《作業エリア》
A4の用紙2枚分を机に貼り付ける。
《汚れ防止》
透明なビニールを机に貼る。
《ゴミ袋》
燃えるゴミを入れられるように配慮した。
《芝人形作製キットの準備》
担当するメンバー用・参加者用を
上下2段に重ねておく。
《矢印》
自閉症児等が作業の順番が
より分かるように矢印をつける。
《プログラム》
プログラムを貼り付ける。
《完了》
考えられる作業が終わった時の様子
《活動記録》
きょうの活動記録をつける。
<会場の机・イスの配置>
 昨年度の例を参考にして、逆ハの字に配置する。
前日の準備・リハーサル(6月25日)
準備作業の打ち合わせ トマト用のプランターに土を
入れ、目に触れないように、
芝人形作りに専念できる
ように倉庫に入れる。
初めが肝心ということで、
始まりの会の練習をする。
並ぶ順番を確認する。
資料を持って打ち合わせをする。
《受講者の募集》
受講者の募集は、『日本自閉症協会岡山県支部』を通じて行った。(6月4日締切)