中高連携による園芸福祉活動
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岡山市立京山中学校との園芸交流  平成18年9月12日(火)
 
『第4回園芸交流』
園芸福祉・野菜専攻生2年生・13名の活動
ジャガイモ・種芋の掘り出し 種芋の発芽状況
班毎に植え付け 植え付け後、施肥
ハーブ用のレモングラス
の刈り取り(卒寿園にて)
モロヘイヤ・バジルの収穫
(西ほ場にて)
レモングラスのハーブティー
を紙コップに入れる
レモングラス、急須、ステビア
(左より)
お茶会の様子 中学生の終わりのあいさつ

今回の園芸交流の事前準備、工夫
(1)お茶会(ハーブティー)
・生徒同士の和やかな交流が少ないという反省への対応として、お茶会を計画した。(立案は6月であり、ハーブティー用の甘味料になるハーブを前回6月20日に一緒に植え付けた。)
・お茶用のハーブは、園芸福祉モデルガーデンで栽培しているイネ科のレモングラスを使用した。
・約30名分のお湯を用意するため、5L用の電気ポットを新たに購入した。
 (但し、電気ポットは、おかやま園芸福祉ネットワークで購入)
・急須等は「おかやま園芸福祉ネットワーク」のものを使用した。
(2)ジャガイモの袋栽培
・8月中からジャガイモの伏せ込みを計画。そのため、秋植えに適する品種である“デジマ”を買い求めた。
・秋植えの場合は高温のため種芋が腐りやすいことから、種芋を切らないこととし、種芋の小粒を買い求めることにエネルギーを費やした。(なかなか見つからなかった)
・デジマのS規格の種芋(1箱10kg入り)を総社市内で見付け購入した。(同じS規格でも随分大きさが違うことが分かった)
・伏せ込みは種芋を探していた関係で遅れたが、生徒実習で行った。
・雨天でも植え付け、収穫ともに確実にできるように、ハウス内でのジャガイモの袋栽培に初挑戦した。
・袋栽培のため、ハウス内のひと畝の土を一部外に搬出した。
 (野菜用の土袋を、畝に半分埋め込むため)
・袋栽培用の用土は、手頃の値段のものを1学期から探して確保した。
 (ひと畝、55袋使用)

今回の反省
・思った通りの種芋がなかなか見つからず伏せ込みが遅れた点が悔やまれる。これも原因となり、9月の交流期日を1週間遅らせていただいた。このため、高等部のオープンスクールと重なり参加できなかった中学生が発生した。
このため、欠席した生徒が中学校でハーブティーを飲めるように、レモングラス・ステビアを持ち帰っていただいた。

雑感
・ハーブティーは、中学生や引率の先生方には大変好評であった。
・しかし、高校生はあまり好まなかったようだ。
・ステビアは1学期早々から植え付け、いつでも利用できるようにしたい。ステビアの増殖を計画したい。