交流を終えて
1.最後の日のハプニング
11月30日で今年度の園芸交流は終了。残念なことに、最後の日は、時間不足、アタック5のテストがあるため、お茶会をせずに終わってしまいました。申し訳なく思っております。(時間どおりに始まらないのが痛い)
2.園芸交流にもっとも貢献した「天候」
平成19年は降水量の少ない年で、天候には恵まれ、無事計画通り乗り切ることができました。
ほ場を活用した園芸交流を実施する上でもっとも手強いのが降雨・台風などです。
3.お茶会に、「和風ハーブティー」の登場
昨年度の反省から、懇親を深めるためお茶会を毎回行う計画でした。そして、前年度終わりから、シソ栽培を計画していました。そのシソを活用して、シソジュースを作りました。暑い中の作業のあとの、鮮やかなシソジュースは、もっとも好評な企画であったように思います。
4.他科の協力
今年2回目の交流の時に、畜産科学科のミニ豚ショーを見せてもらいました。1回目の時の最初に、見学という受動的体験を班毎にしておけば仲間づくり等により効果的ではなかったかと、あとから気づきました。
5.班のコミュニケーション対策(必ずしも作業優先ではなく)
4でも書いているように、班毎に受動的体験をしてから、能動的な体験としての種まき等に移るという手法も検討する必要があると思いました。
6.同じ班の高校生を、視覚的に分かりやすくする対策
中学生にとって、同じ班の高校生が誰かということがすぐ分かるように、高校生の肩あたりに「班」の番号を毎回貼るようにしました。中学生は参加状況等によって班が変わっていましたので、随分役立ったのではないかと思います。お互いに、何班かを認識しやすく、作業等行動に移りやすいと考えられます。
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園芸交流について、中学校からのコメント
1.中学生にとって
・とても楽しく感じており、次回を全員楽しみにしています。
・農作業、特に収穫の喜びを感じています。
・中学生や先生とは違う高校生とのふれあいは、コミュニケーションづくりが苦手な生徒たちにとっても良い経験となっています。
2.先生から
・今までしたことのない「高校生との園芸交流」をすることにより、幅広い貴重な経験をさせてやることができています。
・収穫したり、動物を近くで見たりという活動は心豊かにする活動であることを実感しています。
・収穫したものを家に持ち帰り、高校生のお兄ちゃん、お姉ちゃんとの交流を話題に家族との会話も弾んでいるようです。
・行事が苦手な生徒が多いのですが、園芸交流だけは全員とても楽しみにしています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。 |
補足 : 上記のコメントは、平成19年10月2日に中学校からFAXしていただいた内容です。 |
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高校生のまとめ
・私たち高校生がもう少し積極的に中学生とふれあうべきだと思います。先生に言われないように、自ら行動に移せたらもっと良い交流活動になると思うので、後輩の踏ん張りに期待します。
・私たちの代から京山中学校との園芸交流が始まりました。知識・技術ともに不十分な私たちでしたので、うまく交流できるか不安でしたが、何とか2年間計10回の園芸交流を終えることができました。とてもいい経験ができました。 |