ノート(赤)

自閉症児との園芸交流

平成19年度 農業体験等の受け入れ事業
先輩から後輩に伝える活動

高松農業高校・園芸科学科

実施者: 園芸セラピーグループ

since 2003
トマトとバジルのプランター
下の写真リンクを張っています。
自閉症児との園芸交流part10

5月26日(土)
 ・わい性トマト、バジル
  のプランターづくり
 ・サツマイモ苗の植付
 ・お茶会
自閉症児との園芸交流part11

8月4日(土)
 ・サツマイモ畑の除草
 ・ミニトマト等の収穫体験
 ・お茶会

麻疹発生により行事中止
(園芸科学科1年生登校禁止による)

3年生のメンバー、園芸福祉
ボランティアで除草を実施
除草、つる起こし後
自閉症児との園芸交流part12

10月6日(土)
 ・
芝人形づくり
 ・サツマイモの収穫
 ・お茶会
散髪した「芝人形」と「ボク」の成長   以下リンク無し
「芝人形の成長」
10月12日発芽、10月20日自分も芝人形も散髪しました。
「ボクの成長」
平成15年の最初から参加。最初は百周年記念館に入れず校内を走り回りお父さんを困らせました。その後も、土がいやで困らせたことがありました。Y君も一緒によく参加してくれ、落ち着いて会場に入れるようになりました。毎回、会場に入ると、まずスケジュールカードでスケジュールを確認しました。4年目からはスムーズに農作業ができるようになりました。
「芝人形の成長」
発芽が遅れ気味でしたが、兄妹そろって大切に育てています(10月21日)。散髪はまだしていません。
「ボクの成長」
平成15年の最初から兄妹で参加。他人の誕生日を聞いて回り、よく覚えました。最初の頃は、百周年記念館の入らなくてもよい部屋に入っていきましたが、それもほとんど無くなりました。トイレに行く回数も減ったようです。平成17年12月にはNHK岡山放送局のニュースに高校生とともに紹介された兄妹です。

5年目の節目を迎えた
 「自閉症児」との園芸交流の特色

(1)ほとんどの自閉症児は5年目の参加で、随分高農に慣れて、パニックを起こすことなく終了しました。

(2)この事業を始めた平成15年度には小学校5年生であった子供が今年は中学校3年生となり、この事業から卒業することになりました。来年度は、中学校2年生の生徒1名に、新たに参加希望者を加えて実施するかどうか検討中です。

(3)8月4日サツマイモ畑の除草、つる起こしを「麻疹」発生による感染防止のため事業は中止しましたが、除草やつる起こしは必要であり、過去に麻疹に感染したことのある者たちで行いました。

引率した保護者、メンバーの感想(事後のコメント)
 右下のリンクに進み、お読みください。

今年度の参加者の概要

(1)自閉症児者、その兄弟姉妹および保護者
  ・中学3年生      5名(対象者)
  ・中学2年生      1名(対象者)
  ・引率保護者(5家族、6名、又は7名)
  ・兄弟姉妹       2名
(2)参加した生徒
  ・当日、中心となり関わった生徒
     園芸科学科3年 4名
     園芸科学科1年 5〜3名
(3)その他
  ・園芸福祉サポーター
    (初級園芸福祉士 2名、2007養成講座受講者1名)

来年度に向けての課題
 来年度、事業の継続、参加対象者を増やすためにも、2年生の専攻生を中心にして本校のスタッフを増やす方向で検討中です。
無許可での写真・文章などのコンテンツのコピーや転載等は、禁止します。

ノート(赤)