農業部「体験」コーナー
全国産業教育フェア岡山大会

チーム力で運営・おもてなし

 園芸科学科2・3年生の園芸セラピー専攻生、1年の有志で取り組みましたので、一部ですが紹介します。なお、本校以外に興陽・久世・勝間田・瀬戸南の生徒達も取り組みました。
芝人形体験講座  10日(日)石井知事来場
 
  桃太郎アリーナ農業部展示会場内
    11月10日午前、11日午後、2時間ずつ実施

    材  料:150人分用意(二日間で)
    実施者:園芸セラピー専攻生3年11名、2年12名、1年2名
2・3年園芸セラピー専攻生
(指導者からの指示)
岡山県知事来場
(芝人形体験コーナー)
準備風景
両面テープを少し剥がす
案内表示
(新聞切り抜き)
目線をそろえて指導@
膝を着いての指導
入り切れずイスに2人
立ったまま行う人もあり。
目線をそろえて指導A
膝を着いての指導も好評
視察される大学の先生(左)
2人ペアで
受講者募集活動
効果抜群であった。
工業部に急きょ依頼
電光掲示板で
芝人形体験講座の案内
運営上の工夫
 多くの方に体験してもらうため、頭・手を事前に生徒たちで作り、一人あたりの所要時間を短縮。
片付けも手際よく
手作りキットを撮影する受講者
1.事前準備の大切さ
 3年浅野・尾上・中村の3名の
芝人形班他により入念な準備活動を行いました。初めて前日会場内でのペットボトル準備、毛糸準備など緊張感に包まれました。
2.先輩後輩でスムーズに運営
 
学年に関わりなく25名の生徒が協力して、準備から指導、受講者募集、片付けまで行うことができました。
3.石井知事来場
 教育庁職員の先導で芝人形のコーナーにもお越しになり、芝人形の説明を受けられました。

4.ベースとなるケアハウスでの園芸交流
 
膝を着いての指導法は、目線をそろえる必要からです。通常は対象者の横から指導しますが、今回は机の配置の関係で仕方なく前から対応しています。
 一見苦しそうな指導の姿勢で、
生徒達が笑顔で対応していることに感激された方々が多かったようです。
5.一人一人の役割は
 慣例により、特に決めておらず、状況に生徒達が合わせて動くことになっています。もちらん3年生など気づいた人が指示を出すこともあります。言えることは、指導教師が現場で具体的な指示を与えることはないと言えます。
生徒達が考えて動くチームプレイです
6.課題
 事前の準備力を先輩達から後輩達が学び取ることが課題です。
動きの良さに
 県内外の先生方から生徒達の
@動きの良さ、A笑顔、B声かけのうまさ C生徒たちの表情がいい Dいきいきと活動していたなど、概ね良好な評価をいただきました。
 一日目も二日目もお客様には好評で、特に二日目は大盛況でした。芝の種がなくなったり動く目がなくなったりと焦ることもありましたが三年生と二年生が協力し合って乗り越えれました\(^o^)/ 高校生が頭を作って、鼻や目だけをお客様にやってもらうという方法は効率がいいなと感じました。(3年女子)
 初日はお客さんがまずまずといった感じで、県外の先生方も参加していました。2日目のお客さんは子供や高校生が多かったです。やはり無料だからやろうかなと言われた方が多かったように思います。お客さんの感想としては、どの方もかわいいねとか、面白いのと感心してくださり、随時作り方をカメラで撮る方もいらっしゃいました。手が回らなくて大変ではありましたが、一年生も二年生も自分が出来ることはないか探したり、声をかけてくれてとても嬉しかったです。(3年女子)
青森県の先生
 
看板の前に1番にたたれたお客様。話しかけると、短時間でできるならしたいと言うことで、短時間交流をした。互いに名前を覚えて交流をした。芝人形、名前どうしますか』って聞くと
教えてくれたのはしおりちゃんだからしおりちゃんにするよ
って言われた。奥さんに悪いと思ったが、なんとなくいつまでも覚えてもらえていると思うと、なんだか嬉しかった。他にも『ここの子はみんな親切だね』とか、おほめの言葉をいただいた。また、最後に
この方と握手をした。なんだか、その手は強く優しく信頼を表すような握手だった。京山中交流でも握手について感じとれたことがあったが、これからも握手を大切にしたい。(3年女子)