ウサギ

 本校では「イブ」の他、「よっちゃん」、「アリス」、「アメコ」、「チョコ」の5匹のウサギを飼育しています。

 ウサギの水の摂取量は平均で一日あたり体重の約10%。夏場など、気温が上がると飲水量は増えていきます。ところが食べるエサの量は気温が上がると減っていきます。これはエサの内容によっても変化し、高繊維のエサや高タンパク質のエサは飲水量が増え、新鮮な野菜は飲水量が減ります。妊娠・授乳中の時期や運動したとき、エサが少ないときも飲水量が増えます。授乳時には普段の10倍の水を飲むこともあります。水が汚かったり、熱すぎたり冷たすぎたりすると飲まないことがあるので、いつも新鮮な水をあたえます。

 ウサギの毛がぬれているときは、正常な場合と病気の場合があります。毛がぬれているといっても、よだれでぬれていたり、涙、尿、便など理由は様々です。正常な場合は、水をこぼしてたまたまぬれてしまったときと、臭腺からの分泌液で湿っているときなどです。あまりべたべたのままにしておくと蒸れたり、汚れがついて皮膚病の引き金になることもあるので、いつも清潔に保ちます。

 ウサギの臭腺はあごの下と肛門の横(左右)にあり、分泌液が出ています。


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