ハムスター

 

 ハムスターはペットとして有名で、野生では土中にトンネルを掘って暮らしています。トンネルの中は枯れ葉などを集めた寝室、食べ物を貯える貯蔵庫、トイレなどがあります。総体的な深さは3m近くになることもあり、ハムスターはこの中を自由に行き来しています。ハムスターが壁に沿って歩くのは、天敵に見つかりにくくするためです。また、狭いトンネル内では体が壁にふれるので、壁に沿って歩きます。

 ハムスターは回し車をまわします。一晩に5〜6kmの距離をまわすハムスターもいます。野生のハムスターは一晩のうちに数km、時には20km近く歩きまわることもあります。回し車をまわすのは、運動不足解消のためと言われています。しかし同じ種類のハムスターなら必要な運動量は変わらないはずなのに、回し車をするハムスターもいれば、まわさないハムスターもいます。また回し車をするハムスターでも太っている場合があります。運動不足解消や肥満防止という説がありますが、遊びでまわしているのかもしれません。


 

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