高大連携学習とは、高校生が大学を訪問し、講義や実習を受けて専門的な学習をさらに深めていく取り組みです。
8月8日の学習内容をお伝えします。
午前は「生活時間調査と食習慣調査」というテーマです。
生活時間調査では、平日の生活を思い出し、生活の動作別で所要時間を書き入れ、一日の運動量を数値化します。
食習慣調査では、自身の食事を食品サンプルで選びます。食品サンプルには栄養価が示されているバーコードがあり、それで栄養バランスを評価します。
午後は「バナナからのDNAの抽出と確認」というテーマの実習をしました。
バナナをつぶし、10%食塩水を加え、よく混ぜます。
食器用洗剤やエチルアルコールを加えて、DNAを抽出します。
容器にバナナのDNAとエチルアルコールを入れて、保存します。
ビニールコードと紙ひもを用いて、DNAモデルを作ります。
実際に編むことで、DNAの二重らせん構造の仕組みを学びます。
高大連携学習は、生徒が高度な専門教育を大学の先生方から直接学ぶことができます。高校では学べない、貴重な機会となっています。