新緑に包まれた学習環境(その2)

2棟・3棟間の緑も素敵!
創立百周年で植えた「カイノキ」もあります。

動物実験(その2)

畜産科学科1年生は、先週に続き専門科目「動物バイオテクノロジー」実験の2回目を行いました。今日の内容は「マウスの実験動物的保定法」。前回の実験より難しくなっています。思うようにマウスが保定できません。しかし何度かチャレンジしていると上手にできだしました。動物にとっては嫌なことなので、動物の気持ちになって、短時間で行うことが大切です。今日の体験を生かし、次の時間も頑張ります。

岡山市北区久米地区 笹ヶ瀬川河川敷試験装飾

岡山市北区久米地区の福寿会の代表から依頼を受け、本校の園芸科学科草花専攻生が試験装飾に行ってきました。福寿会の皆様は、岡山市のアダプト事業で笹ヶ瀬川の河川敷、約400mの草刈りを年間数回行われています。草刈りだけでは、と考えられ、久米地区の美化に貢献したいと試験的に草花装飾が出来ないかと依頼をされ今回試験装飾を行ってきました。将来的にはかなりの範囲の装飾を計画中です。さあ、今回の試験装飾、夏を乗り越え、うまくいきますように!!

教育環境整備「ガーデニング実践」

園芸科学科では、農場公園化構想にしたがい、花苗等を活用して園芸装飾、ガーデニング学習として環境整備を行いました。
■5月14日、職員玄関
「総合実習(2年草花専攻生)」

■5月17日、牛舎沿い花壇
「総合実習(園芸科学科1年生)」

■5月13日~22日、水耕1号温室西犬走り「ライン花壇」
「課題研究・作品制作(3年園芸セラピー専攻生)」

薄荷(ハッカ)抽出実験第二日目

6/27薄荷地ビール試験醸造を目指して!
(薄荷にこだわった特産物づくり)

和種薄荷は、岡山の在来作物。 5月21日(火)には、吉備土手下麦酒醸造所 西村耕司氏にお越し頂き、2年園芸セラピー専攻生13名が次のような実験を行いました。

①フレッシュなハッカ葉を使った「薄荷真空抽出実験(第二日目)」

写真1:矢掛佐藤農園ハッカ 写真2:高農ハッカ 写真3:生葉10gに計量
写真4・5:真空抽出法で実験 写真6:抽出結果(左:矢掛は時間が短く少しのみ。右:高農ハッカ)

②麦芽200gを使って糖度を高める実験を行いました。

写真7:麦芽  写真8:麦芽の計量  写真9:65℃にキープ
写真10・11:屈折糖度計で糖度の確認  写真12・13・14・15:糖度の上昇

2.生徒の感想
■麦芽実験
・初めて麦芽を使って糖度を上げる実験をしました。アミラーゼが働く65℃を保つ必要がありました。70℃を超えたこともあり、65℃温度を一定に保つのは難しかったです。
・何とか糖度15度を超えましたが、10度を超えてからはなかなか上がりませんでした。最後に飲んだ麦芽は甘すぎてビックリしました。
■真空蒸気抽出法
・(手動で)絶えず真空を保ち、また(蒸気が通る)パイプを冷やし続けることが難しいことでした。3人グループで交代しながら何とかすることができました。
・前回の乾燥ハッカの方がハッカの成分が強く出るのではないかと思いました。
・真空抽出法の最後、(終了時)違うパイプを抜くと逆流するから気をつけて行いました。
・成分の抽出作業は人の手でずっと管を持ち冷やすだけだったりだけど、その作業だけでもすごく大切な作業だと分かりました。
・続ける植物の成分を抽出してパイプを抜いた後、冷やす水にそのパイプを浸けてしまい逆流してしまいました。
■ホップ
・ビールの材料のホップには、様々な種類があり、香りがまったく異なりました。(カスケードホップ(乾燥花)、ザーツホップ(ペレットで)、シトラホップ(ペレットで)

 

初めての耕うん実習

3年生になって選択した農業機械の授業の一環です。生まれて今までトラクタに乗ったことの無い子もいます。この時期のこのタイミングでしか出来ない実習です。牧草収穫後、堆肥を散布しての耕運実習です。牧草地の端での旋回までは、余裕がある顔をしていますが、牧草地の端が近づくにつれて頭の中は旋回のシミュレーションだらけだといっている不安そうな顔つきです。それが終わるとホッとした顔に変わるところがなんとも楽しいひとときでした。多くの生徒達がハンドルをもうすぐ握ります。自動車とトラクタの運転は違うところはありますが、安全運転については同じです。生徒達が生涯事故に遭わないために安全運転教育をしていくぞ。

農業共済組合の新人獣医師研修会(搾乳研修)について

農業共済組合の新人獣医師研修会が本校の百周年記念館を会場に行われました。朝から搾乳機器の構造や整備、乳房炎発生のメカニズムなど研修を行った後に、昼から本校生徒を交えて、自己紹介を兼ねて、3人の方が獣医師の道をなぜ目指したのか体験談を入れながら話してくれました。3年生の生徒達は自分たちの進路と重ね合わせながら聞き入っていました。
放課後は、新人獣医師の先生方に本校の生徒達が先生役で、搾乳について手ほどきをしていきます。搾乳の準備から乳房の拭き方、ミルカーの装着の仕方と搾乳の注意点など先生の顔で新人獣医師の方に教えている姿はさすが3年生の姿でした。この機会を生徒達が自信にして自分たちの進路決定の足しにしてくれればなぁ!!

母豚42号を分娩室に導入しました

皆さんこんにちは、畜産科学科中家畜です。

さて、先週お伝えした母豚42号号(もずく)ですが、分娩予定日の一週間前の5月16日(木)に分娩室に導入(移動)しました。写真を見ると狭い鉄の枠の中に入っていますが、これは、生まれてくる子豚を守るために必要なものです。(母豚は座るとき子豚に気が付かず腹の下敷いて殺してしまうことがあるので、それを防ぐためです) 42号には少し窮屈かもしれませんが我慢してもらいます。