種無し「マスカット」に挑戦

マスカット・オブ・アレキサンドリア種ありが常識。それに挑戦して、無核化「種無し」に3年果樹専攻生が取り組んでいます。

写真:5月20日、ジベレリン処理中の生徒
■7号温室222㎡(マスカット専用温室)

 

ガーデニング講座「高農ブログ版」02

ミント(ハッカ)の殖やし方「水さし」

①元気なミントの枝を確保。
②鋭利な刃物で切る(水切り)。
③節が水に浸かるように容器に入れる。
水の入れ替え
④約10日前後で発根(5月中旬の気温で)。
⑤鉢上げ(土に植える)。

写真1~4: 5月20日撮影、発根したハッカ(ミント)
写真5: 5月8日水差しの実施

ふれあい動物園 開園!

畜産科学科は「春のふれあい市」で毎年恒例の「ふれあい動物園」を開きました。登場したのは、本校で飼育している動物たち。学校を訪問してくださった多くの方々から「さわっていい?」「なんという名前?」「エサは何?」・・・いっぱいの質問を受けました。生徒たちは日ごろ管理している動物なので自信をもって回答。とても楽しいイベントになりました。

わーっ!マウスの実験。

畜産科学科1年生は、専門科目で「動物バイオテクノロジー」を学んでいます。今日は初めての実験用マウスを使っての実験です。元気に動き回るマウスを保定(一定の姿勢を保つ)します。最初は思うように扱えませんでしたが、授業の終盤になるとみんな上手に保定できました。今後授業はどんどん難しくなりますが、動物からいろいろなことを学びたいと思います。

令和元年度PTA総会 開催

5月8日土曜日、天候に恵まれ午前10時から開会。嶋池会長、山根校長のあいさつで始まり、職員紹介ののち議事や学校からの報告・説明がありました。議案はすべて承認されました。

①平成30年度事業報告、決算報告、監査報告
②令和元年度役員(会長、副会長、監事)・評議員の選出
③令和元年度事業計画、学校徴収金、規約改正、会計予算の審議
④学校自己評価の集計結果説明
⑤各課・農場からの説明(教務課、進路課、生徒課、保健福利課、農場)

1校時に授業参観、午後からは3年保護者対象の進路説明会や、担任との個別懇談が行われました。

また、PTA総会の後、カステラ、イチゴジャム、寄せ植え、水耕トマト、トマトゼリーなど農場生産物の販売が行われました。

ご参加いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

苗の植え付けPoint

ガーデニング講座ブログ版01

5月は雨が少なく、野菜苗花苗等の植え付けはけっこう難しいものです。写真のように、一人ひとりジョーロを持って植え付けます。
①苗物(根鉢)に十分水を吸わせておく、与えておく。
②植え穴を掘ったら、水を(多めに)入れる。・・・このひと手間がPoint
③植える。
④改めて、かん水する。
※乾ききった土は水を吸収しにくい。

写真:ハーブ用茶葉のレモングラスの植え付け。(3年芝人形班がハーブ班の応援でスマートでスピード感のある実習を行った。ハーブ班は県プロジェクト発表会準備。)

学級文庫の入れ替え(図書委員会)

5月16日(木)、HR教室に置いている書籍の入れ替えを行いました。

※各クラス代表の図書委員が、月一回書籍を選び直して、HR教室に置きます。

新緑に包まれた学習環境

写真: 4階図書室前・廊下より撮影 5月16日16:00ごろ。
本校のシンボルツリーと言える2本クスノキ「楠、樟」左右に見えます。

《 クスノキcamphor treeの豆知識 》
シナモン「セイロンニッケイ」の近縁種でもあるクスノキはハーブ「Herb」。樹全体から樟脳の香りがする樹であり、防虫剤や医薬品等で利用される。by PC部

1年生がイチゴ(苺)の収穫

科目「農業と環境」
4月27日にはイチゴのランナー採取をした園芸科学科1年生40名が、5月8日イチゴの収穫をしました。試食でき大喜びでした。

■写真1: シンボルゾーンにある「東屋」で授業。
■写真2・3・4:イチゴを紙コップに収穫。
■写真5・6: ランナー採取。

薄荷(ハッカ)抽出実験第一日目

6/27薄荷地ビール試験醸造を目指して!
 (岡山にこだわった特産物づくり)

和種薄荷は、岡山の在来作物。
5月14日には、吉備土手下麦酒醸造所 西村耕司氏にお越し頂き、2年園芸セラピー専攻生13名が「薄荷抽出実験(第一日目)」を行いました。

1.きょうの実験実習内容
(1)抽出用ハーブ: ハッカ乾燥葉 次の各①②③④2g
(2)実験の種類: ①煮出し ②ハッカティー(ホットの) ③真空蒸気抽出法(HVE法) ④水出し(抽出しきれず、実施できなかった。)

2.生徒の感想
・同じハッカを違う方法で抽出すると、香り味等も全然違うことが分かりました。
・高農ハッカは、煮ると渋味が強くなるけれど、ハッカティー(ホット)では渋味はさほど出ず美味しいハッカティーになった。
・矢掛ハッカは、煮出しても、ハッカティーにしても渋味は少なめであった。
・真空蒸気抽出法では高農ハッカはメントールが強く感じ、矢掛ハッカはメントールが一瞬で飛んでいく気がした。

3.計画、ならびに連携事業所
園芸科学科では、日本ハッカ復活プロジェクトの一環で、日本ハッカの活かし方研究として、標記の6月下旬予定で試験醸造を行う計画です。
この研究は、吉備土手下麦酒醸造所(株式会社ゼンワークス 代表取締役永原敬氏)の協力を得て行うものです。

4.本研究は、次の研究助成金を活用
公益財団法人岡山県農林漁業担い手育成財団
「地域振興研修事業」
テーマ:6次産業化

5.次回
5月21日 生葉(フレッシュハーブ)のハッカを利用しての抽出実験。