高農メールNo.R2-10

令和2年5月27日(水)

■【6月1日からの教育活動の再開等について】
・新型コロナウイルス感染症の拡大を防止する目的から、5月31日まで臨時休業としておりましたが、国や県教育委員会からの指導により、本校でも6月1日から教育活動を再開することとしました。
・本日、各ご家庭へ保護者あてに文書を郵送しました。学校再開に当たっての対策や注意事項等を掲載しておりますので、保護者・生徒ともによくお読みいただき、ご理解とご協力をお願いいたします。
■【寮生へ連絡】
・寮生については、6月1日夜からの入寮になりますので、ご協力お願いします。なお、昼食は、6月1日から寮で準備します。
■【高農公式YouTubeチャンネルの開設について】
・本校の学校行事や農場の様子等を紹介する、高農公式YouTubeチャンネルを開設いたしました。随時ホットな情報を公開していきますので、ぜひご覧ください。YouTubeを開き「高農」で検索できます。

園芸科学科1年生 登校して圃場を見学

園芸科学科1年生が5月22日に久々に登校し、ブドウや草花などの様子を見学しました。また、農業と環境で育てる自分のトマトと初めて対面しながら、着花・着果の観察をしました。

農業科学科(有機専攻) 田んぼの準備

有機専攻では、5号田(有機田)に元肥(もとごえ:作物を植え付ける前にほどこす肥料)を散布しました。

有機無農薬栽培では認められた肥料しか使用できません。

元肥の散布には散粒機(さんりゅうき)を使いました。生徒との実習では、手振りでの散布です。

右手でハンドルを一定のスピードでくるくると回しながら、一定のスピードで歩きます。左手で、肥料の量と、散布する方向を調整します。ムラなく散布するのは意外と難しいです。

これで、田んぼに水を張る準備が整いました。

農業科学科(作物専攻)稲作編 元肥散布」 ←手振りでの散布

7号ハウスに設けた有機の苗代では、稲の苗がすくすくと成長しています。

苗が大きくなってきたので、トンネルを取り除きました。

苗の様子はどうですか?過去の投稿と見比べてみてください。

現在は、12㎝ほどにまで成長しています。

農業科学科(有機専攻) 稲の様子」 ← 2020/05/18

農業科学科(有機専攻) 稲の様子」 ← 2020/05/19

 

農業科学科(作物専攻)稲作編 水田入水

田植えまで残すところ、あとわずかになりました。

水田に水を張り、代掻き(しろかき:苗を植える前に整地をする工程)→田植えにむけ準備していきます。

エンジンポンプを使い大量の水を水田に流していきます。

一番最初の入水は、土がよく乾いているので時間がかかります。

明日の代掻きに向け水の量を調節します。

金曜日からの田植えに向け着々と準備が進んでいます!

子豚にはガマンしてもらいます。

みなさんこんにちは。畜産科学科中家畜部です。

先月生まれた子豚も無事、昨日肥育豚舎に移動しました。一般的な養豚場では離乳した子豚は離乳子豚用の豚房で約1ヵ月ほど飼育します。しかし、残念ながら本校にはありません。少し早いですが、子豚にはガマンしてもらい、保温対策としてヒーターや敷料をしっかりと準備してやります。さてここで問題です。生後6週齢時の豚にとって最適な畜舎温度はどのくらいですか。

前回の答え→鉄剤の注射は生後3日目までに実施します。

農業科学科 1年生 登校日

農業科学科1年生は本日、登校日でした。

実習服が配られ、いよいよ本格的な実習を始める準備が整いました。

今日は、西圃場で栽培しているスイートコーンの管理実習を行いました。

先生の話を熱心に聞き、実習に取り組んでいました。

主な実習の内容は、スイートコーンの間引き、追肥、土寄せでした。

わずか2週間程度で驚くほど成長したスイートコーンに戸惑いながら間引きをしていました。

追肥をして、初めて使う三角鍬で土寄せをおこないました。これからいろいろな作業を経験し、先生の技を盗みながら学んで、農具の扱いに慣れていきましょう。

以下にスイートコーン関連の投稿のリンクを貼っておきます。もう一度スイートコーンの成長を振り返ってみましょう。また、課題などに活用しましょう。写真を保存して、スケッチをするのも良い勉強になりますよ。

農業科学科 スイートコーン」2020/04/23 ←播種準備

農業科学科 1年生分散登校 農場案内」2020/04/24 ←播種

農業科学科 1年生「農業と環境」スイートコーン」2020/05/05 ←出芽

農業科学科 1年生「農業と環境」スイートコーンの様子」2020/05/07 要チェック

農業科学科 1年生「農業と環境」スイートコーンの様子」2020/05/21 要チェック

 

農業科学科(作物専攻)稲作編 ヒノヒカリ・黒もちのトンネルはずし

ヒノヒカリ・黒もちの種まきから11日が経過しました。

前回の実習はこちら↓

・ヒノヒカリ・黒もちの籾播き

・きぬむすめトンネルはずし

トンネルの中で順調に生長していき、人差し指くらいの長さにまで大きくなりました。

前回のきぬむすめ同様、綺麗に揃いました。

生徒と田植えができる日が待ち遠しいです!

3年生の保護者を対象にオンライン「進路説明会」を開催!

【校長室便りR2-10】 3年生の保護者を対象とした「進路説明会」をオンラインで開催したところ、多くの保護者の皆様が参加してくださいました。

本来は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となった「PTA総会」の際に計画していましたが、新たに「進学希望者:5月16日(土)」と「就職希望者:5月23日(土)」に分けてご案内し、クラス(5科)ごとに開催しました。

事前に配付していた資料を元にそれぞれ 40分間に説明と質疑応答を絞り込んで実施。当日は直接、来校して参加してくださった保護者の方々もおられましたが、ご都合で参加できなかった方には後日、録画データでの説明を行う予定です。

進学と就職のいずれについても新型コロナの影響が心配されますが、正確かつ迅速な進路情報の提供に努め、3年生全員の進路実現に向けて全力で支援してまいりたいと思います。

初めての「オンライン説明会」への挑戦。事前準備から当日の運営、大変だったと思います。進路指導課の先生方、そして3年団の先生方、本当にお疲れ様でした!

農業科学科(有機専攻) 有機無農薬ホウレンソウ収穫

有機専攻では、5月20~21日に「有機無農薬ホウレンソウ」を収穫しました。

収穫したホウレンソウは袋詰めして、校内で販売したり味彩館に出荷したりしました。

みなさんも学校が再開したら、ぜひ購入し食べてみてください。

有機専攻では収穫したホウレンソウを一つ一つを丁寧に洗います。これは、土を落とすためだけではありません。

有機無農薬栽培では害虫などがいる可能性があります。それを葉の一枚に至るまで細かくチェックしながら洗い流していきます。

洗い終わったホウレンソウは230g以上になるように計って、袋詰めしていきます。

袋詰めが終わると、「おかやま有機無農薬農業」認定の証であるラベルを張って出荷準備が整います。

収穫したその日のうちにお店に並ぶ、一つ一つに手間暇をかけ、愛情のこもった有機無農薬のホウレンソウ。そんなホウレンソウの素朴な味わいを皆さんも是非味わってみてください。