科目「畜産」でのオンライン講演会を開催しました

6月29日(月)9:10~10:10

畜産科学科3年生の科目「選択畜産」では、北海道帯広市で酪農をされている長谷川牧場とオンライン会議システムZoomでつなぎ、リモートによる牧場見学と講演を行いました。

本校H25年度畜産科学科卒業の長谷川紗矢香さんから、牧場内の施設や飼育牛等の説明をしていただきました。

総飼育頭数158頭もの牛の管理、約50haもの広大な敷地の牧草地の管理を、長谷川さんご夫妻とアルバイト職員の3名で切り盛りしておられるとお聞きし、大変驚きました。

一度に16頭の搾乳ができる最新の搾乳システムの導入や、コンピュータによる牛の管理、大型機械による牧草地の管理など、学校の設備とは比べものにならない実際の現場の様子は大変勉強になりました。

また、先輩である長谷川さんがやりがいをもって、楽しんで酪農をされていることをお聞きし、大変心強く思いました。

なお、本日のオンライン講演会は、oniビジョンの取材を受けました。7月9日(木)~11(土)のoniニュースの番組内で紹介されますので、ぜひご覧ください。

 

マウスの持ち方(中級編)

畜産科学科1年生は「動物バイオテクノロジー」の学習の中でマウス(実験用ハツカネズミ)を扱います。今日の授業は先週に引き続き「マウスの保定」。前回よりも難しくなりました。「保定」という作業は動物にとっては嫌なことです。できるだけやさしく、短時間に行わなくてはなりません。生徒たちの目は真剣です。指先に注意を集中させて頑張りました。マウスさん、ありがとう。

ハムスターの健康を守れ(畜産科学科)

3年生の専門科目「課題研究」で「ハムスターの飼育環境」というテーマで取り組んでいる生徒がいます。今日、ハムスターが普段と違った行動をしていることに気づきました。耳の後ろを後ろ足で掻(か)いています。皮膚病や寄生虫だと治療が必要です。患部を柔らかいブラシでこすり、皮膚の一部を顕微鏡で観察。すると数匹のダニを発見。すぐに薬を塗り対処しました。採取されたダニは標本にして今後の研究材料にします。日ごろの観察が大切なことを再認識しました。

農業科学科(有機専攻) アイガモ農法

本年度も高松農業高校に15羽のアイガモがやってきました。

有機専攻では、「アイガモ農法」に取り組んでいます。

1年生全員で手植えで田植えを行った、有機無農薬水田での取り組みです。

防獣杭を打ち防獣ネット張るといった、アイガモを放す準備は1年生と有機専攻の2年生の実習で行いました。

アイガモを放す準備の終えた田んぼに、有機専攻の3年生のがアイガモを放しました。初めてふれるアイガモは想像以上に温かく元気がよくて、びっくりしたといu様子で田んぼに放していました。

アイガモ農法では、アイガモが雑草を食べることによる除草効果や、アイガモが動き回ることによる防草効果、さらにアイガモのフンなどが肥料として働き元気な稲が育つといった、化学肥料や農薬が一切使えない有機無農薬栽培では無くてはならない効果があります。

そして何より、田んぼを泳いでいるアイガモは愛らしく、眺めていて心が癒されます。

アイガモたちが働きで元気のよい稲が育ち、おいしいお米が収穫できることを期待しています。

今後の稲の生長や、田んぼの様子を注意深く観察し、見守っていきましょう。

 

農業科学科(作物専攻)畑作編 ダイズ播種

今日は1年生の総合実習でダイズを播種しました。

まず、畝をレーキで整地して均等にしていきます。

畝をきれいに作ることで出芽が揃い、水も均等に行き渡ります。

次に、メジャー使い株間30㎝×条間20㎝の所に播種する目印を付け、播種していきます。

覆土(ふくど:種まき後に上から土をかけること)は種子の2~3倍の厚さが基本です。

目印の穴を調節しながら播種します。

作物専攻では並木植で栽培します。

こうすることで、風にあおられてもお互いで支えあい倒伏を軽減させてくれます。

ダイズは収穫まで約6か月かかります。それまでに、害虫の防除や台風の被害を少しでもなくせるように管理していきます。

正月のおせち料理に向けしっかり管理します!

 

農業科学科(作物専攻)稲作編 もち米の田植え

今日は最後の田植えになりました。

3年生の授業の中で「ヒメノモチ」「黒もち」の2品種を田植えします。

ヒメノモチは3年生最後の収穫感謝祭や課題研究に使用します。

黒もちはお飾り用の材料として使用します。

ヒメノモチは田植え機で植えます。

補植もばっちりです!

黒もちは田植綱を使い手植えします。

みんな、一年生の時を思い出しながら植えていきました。

3年生にもなれば早いものです。

今日で最後の田植えになりました。3年生は悔いが残らず実習ができたでしょうか(・・?

10kgを抱きかかえて移動します

みなさんこんにちは、畜産科学科中家畜部です

今日は分娩室に居る離乳した子豚13頭を肥育豚舎に移動します。移動には子豚を歩かせていくのが楽なのですが、学校の豚舎は構造上それが出来にくいので、少々重いですが、生徒たちが抱きかかえて連れていきます。子豚はビックリして大きな声で叫びますが少しの間ガマンしてもらいます。体重10㎏近くの子豚?ですが、さすが中家畜専攻生トラブルもなく思ったよりも早く終わりました。

こうした実習の中で豚の扱い方等を実際に体験しながら学習し、知識と技術両方を身に付けてほしいと思います。

この時の様子をユーチューブにも出していますのでよかったらどうぞ

農業科学科(作物専攻)畑作編 サトイモ追肥+スイカの管理

今日はサトイモに追肥をします。

前回のサトイモの投稿はこちら

サトイモの出芽

黒マルチをしているため、土寄せは行わずマルチの上から穴をあけ肥料を落としていきます。

空いた穴には土をかぶせ、空気が入らないようにします。

スイカの方では、生育に不要なツルを切り落とし実へ栄養が行きわたるようにします。

大きくなったスイカは玉を転がし、光が良く当たるよう管理します。

スイカは例年より生育が良く収量も期待できそうです。

牛にパーネット投与

育成牛にパーネット投与しました。

パーネットとは、強力永久磁石のことで、牛の4つある胃の下部の第2胃内にパーネットがおさまり誤って飲み込んだクギやハリガネがくっき、胃の壁面に傷をつけないように収まったままになる強力永久磁石です。

牛は基本鉄類を好んでなめてりするので予防のために育成期に本校では飲ませています。今回はパドックに移動した牛たちに飲ませました。飲ませ方は、ギャラリーの通りです。パーネットが胃に収まっているか確認のために、方位磁石を用い確認します。

農業科学科(作物専攻)稲作編 苗代の片づけ

今日は稲の苗を育苗していた苗代を片づけ、もち米を田植えする準備をします。

もち米の苗は一旦隣の田んぼに移し、一時的に保管します。

必要のない苗は畔に逆さにして廃棄します。

使用していた畔並みシートや箱は丁寧に洗い来年度も使用します。

ラストはもち米の田植えです。

天気が良いといいですね!