指導教諭の公開授業を行いました!

【校長室便りR3-29】11月30日(火)、Web会議システムを用いた指導教諭の公開授業を行い、県下の農業高校の先生方がオンラインで参観して研修を行いました。

この日、授業公開を行ったのは、畜産科学科2年生の「動物バイオテクノロジー」(指導教諭:藤井 徹先生)の授業で、テーマは『解剖実験による、ブタの腎臓の機能の観察』です。

使用したブタの腎臓は、事前に岡山県食肉センターから入手したもので、藤井先生の説明を聞いた後、白手袋をはめていよいよ解剖実験。生徒たちは、つまようじで目印をつけながら、「腎動脈」「腎静脈」「輸尿管」を見極めながら観察していました。

次に、注射器とガラス管・ゴム管を使い、墨汁を薄めた液を「腎動脈」にゆっくりと注入すると、腎臓の中の動脈を墨汁が通っていくのを確認することができました。「皮質」と「髄質」の違いについて説明を受け、「なるほど」とうなずく生徒たち。最後は、「皮質」を薄く切り取って、顕微鏡で観察しました。

先生方の協力により、ビデオカメラで授業風景をWeb配信。私も一部、校長室から授業参観させていただきました。

生徒たちの専門学習に対する目の輝きと、自分たちで確認しながら学ぶ「リアルの学び」の様子に感動しました。