牛の分娩について 〜なぜホルスタイン種から黒毛和種がうまれたのか?〜

なぜホルスタイン種から黒毛和種の子牛が生まれたのか?

それは『経済的な』理由からなんです。和牛の受精卵を乳牛に移植して、和牛の子牛を産ませることによって、どんな経済効果があるのか?考えてみましょう。

さて、昨年のまさに今の時期。コロナ感染症予防のため県下一斉の臨時休校中に分娩がありました。あの時は自然分娩でした。

令和2年5月20日『牛の分娩』

 

今回の分娩は、大家畜専攻生の最も重要な学習となる分娩看護実習をしました。

5月12日分娩予定であった31号牛が、5月18日朝から陣痛が始まり、3年生の実習に合わせるかのように14時過ぎに破水、陰部から前足を確認、正常分娩を確認しました。

鼻も見えたところで前足にロープを掛け助産を開始しました。陣痛に合わせて引っ張ります。方向は、産道をイメージして母牛の後ろ足の方向です。

14時40分 体重39.6kgの黒毛和種の雌牛でした。分娩後母牛の初乳を搾り、子牛に飲ませます。(初乳の効果は?教科書を見てみよう!)

今後は母牛の代わりに専攻生徒2名(2・3年生)が哺乳担当となります。しっかり母親代わりをしてくださいね!

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