スーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業ー見学研修ー(令和3年12月20日)

令和3年12月20日(月)

岡山県からの指定を受けている、「スーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業」の一環として、畜産科学科3年生が見学研修に行ってきました。この研究では、「畜糞並びに植物残渣によるバイオマスペレットを活用した廃棄資源の活用の実用化に関する研究開発」に取り組んでいます。今回の研修では、笠岡市の有限会社希望園と福山市のごみ固形燃料工場を見学しました。

有限会社希望園は、乳牛2,000頭を飼育する超大規模牧場であり、そこから排泄される畜糞の処理についてを中心に学習しました。畜産科学科で学ぶ生徒達にとっては非常に興味深いもので、時間を忘れて見学や質問を行っていました。

福山市ごみ固形燃料工場は、福山市内から排泄される可燃ごみを回収し、細かく砕き、乾燥・選別を行った後に押し固めた固形燃料(RDF)をつくる工場です。完成したRDFは隣接する福山リサイクル発電所の発電燃料に利用されており、本校で研究を進めている内容の基本技術となるものであり、皆、興味深く、熱心に研修しました。

見学研修をお引き受けいただいた、有限会社希望園、福山ごみ固形燃料工場の皆様ありがとうございました。

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