牛の削蹄(さくてい)

4月29日朝よりフリーストール牛舎(牛が自由にエサを食べるところや寝るところ搾乳するところと、牛自身が自由に動いて移動できる牛舎のこと)の搾乳牛88号牛(オリオンピース)が、右の後ろ足がほとんどつくことができなくなり搾乳室までの移動もままならなかったので、独房に入れて、搾乳やエサやりをして休養させていました。

原因は、水がうまく飲めていなかったことのようです。この牛は、1歳の時に右の腰角欠損(右の腰骨を骨折している)をしている牛で、肢蹄(してい)に難のある牛です。

保定枠(ほていわく)に入れて右足をロープで保定し、剪鉗(せんかん)で硬い部分蹄をはぎ取ります。そして、削蹄鎌で蹄を切りそろえます。その後、蹄病軟膏、包帯を巻き、最後にヨードチンキで状態がよくなれば群れに戻せるのですが・・・、あとは、日にちが薬かな!!

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