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《 園芸セラピーの定義 》
(1)園芸セラピーは対象者の範囲が広く、定義が難しい。
・生き甲斐のためセラピー
・機能回復のためセラピー ・知的障害者が職業訓練の一つとしてのセラピー等々 (2)最もふさわしい定義(英国園芸療法協会) Improving well-being by using gardening
園芸を手段として心身の状態を改善する事 |
《 園芸セラピーの特徴 》
(1)園芸セラピーの長所
・園芸セラピーにはいろいろな適用の仕方がある。
・ほとんどどすべての種類の障害に対して利用できる。 (2)園芸セラピーの利用法 ・レジャーとして行う園芸
・運動としての園芸
・社会性を養う園芸
・治療を最終目的とする場合
(3)園芸セラピーへの参入者
・園芸分野からの参入者
・医療・福祉分野からの参入者
栽培技術も医療・福祉の知識も必要となることから、お互いに協力しあって
クライアントに対応することが重要である。 (4)園芸セラピーで得られる学習能力 園芸セラピーのプログラムによって次のような能力が得られることが期待されている。
・数に関する知識
・技能の習得
・認識力
・重さや長さに関する概念
・時間の概念
・分析力
(5)園芸セラピーによる治療効果を高めるには 継続的に参加すること。喜んで参加すること。効果をクライアントが感じ取れることが
必要である。 (6)環境による癒し効果 ・都会の環境が免疫力低下させ、ストレスや精神面の不健康を招いている。
・そのため、自然を求め、自然により癒される。
・小さな庭もいくらかか自然と同じ効果を提供できる。
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※指導・協力 英国園芸療法協会、英国園芸療法協会日本連絡事務所、及び月刊園芸療法 |