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今年のミツバチ飼育は畜産科学科2年生を中心に活動しました。
4月に株式会社山田養蜂場(鏡野町)から、セイヨウミツバチ1群を導入し、活動が開始されました。導入前に先生からの指導を受け、巣枠(すわく:ミツバチの立体的な巣のもととなる部分)を作りました。材料となる木材の組み立てや、ロウできた巣礎(すそ)の取り付けなど初めての作業ばかり。みんなで協力して10枚完成させました。
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ミツバチの導入 |
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巣枠づくり |
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次は蜜源となる植物の栽培。今年はヒマワリを植えました。まずヒマワリ畑を作るために土地を耕うん。そして種まきと定植。これは開花時期をずらせて長い期間蜜を採るためです。
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蜜源植物栽培準備 ヒマワリ 播種 |
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ヒマワリ 定植 採蜜行動の観察 |
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巣箱の前にかわいい看板も立てました。
そして定期的に巣内の観察を行い、産卵、貯蜜の状態をチェックしました。
巣箱周辺の除草は畜産科学科で飼育しているヤギとヒツジにお願いしました。
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看板設置 |
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内検 |
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巣箱周辺の除草は畜産科学科で飼育しているヤギとヒツジにお願いしました。
ミツバチのための防暑対策もしました。
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ヤギによる除草作業 |
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防暑対策 |
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いよいよ楽しみにしていた蜜しぼり。たくさんのきれいな蜂蜜が採れました。
次に採れた蜜を検査します。味はもちろん、色や香り、糖度を調べます。今年も昨年同様に非常に高品質でした。
今年の活動の目玉は、「加工品づくり」「研究発表」「地域交流」です。加工品は調理実習室を借りて、ハニークッキーやケーキ、ゼリー、かりんとうを作りました。思っていた以上に蜂蜜の風味があり、今後の商品開発に期待が持てました。
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ハチミツ品質検査 |
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ハチミツ加工品づくり |
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完成した加工品 |
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包装 |
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研究発表は、岡山ロータークラブ主催の岡山の歴史・文化フォーラムで『岡山県におけるミツバチ飼育の歴史と魅力』と題して発表し、優秀賞をいただきました。また岡山市新農業者研究発表会では『地域性を生かしたセイヨウミツバチの利用 〜新農産品・環境保全型農業・ESDの可能性を探る〜』で発表しました。参加者からの多くの質問やアドバイスはとても励みになりました。
また7月には地域開放講座で「ミツバチの飼育・蜜しぼり体験講座」、11月には岡山市立中山中学校での出前講座「動物からの贈りもの 〜ミツバチの不思議〜 」も行いました。
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研究発表大会(文化・歴史フォーラム) |
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優秀賞獲得 |
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新農業経営者研究大会 多くの聴衆 |
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地域開放講座 |
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地域開放講座 |
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地域開放講座 |
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出前授業 岡山市中山中学校 |
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出前授業 ふれあいSTURDAY |
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「1匹のミツバチはいくら頑張っても、一生のうちでスプーン1杯分しか蜜を集めることができない。」この言葉を忘れないで来年度も頑張っていきます。
最後になりましたが、お世話になった関係者の皆様、いろいろとありがとうございました。
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