純国産ドライハーブティー
made in 高農


 園芸セラピー専攻では、平成19年度からハーブを商品化するプロジェクトに取り組んでいます。ハーブティーで、国産のものは皆無と言って良く、made in takano のハーブティーに挑戦してみました。

 平成22年度
   完成したドライハーブ:@レモングラス Aレモンバーベナ

岡山県立高松農業高等学校 園芸セラピー専攻 2年研究プロジェクト活動(ハーブ班)


ドライ 『ハーブティー』
 ドライハーブティーは、レモングラスとレモンバーベナ。レモングラスは、胃腸を整えてくれる働きや消化を良くしてくれる効果を持っています。レモンバーベナは、精神への作用(リフレッシュ)やニキビ予防、皮脂のバランスの調整に効果があります。どちらも、食事と一緒に飲むのがお勧めです。
このたびのドライハーブを、お湯に戻した状態。(レモングラスとレモンバーベナ)
 まるで、生葉のようです。

電気乾燥機を使用したドライハーブづくり(研究活動)
(1)レモングラス
収穫したレモングラス レモングラスを、1cmから1.5cmに切断 電気乾燥機
乾燥後のレモングラス
(緑の色も残る)
計量(乾燥重)約35%になる。 計量結果の記帳
(2)レモンバーベナ
一枚一枚レモンバーベナを取る。 トレーに入れた生のレモンバーベナ
(風にあたると傷む)
乾燥されたレモンバーベナ
(パリパリ感)
1.ハーブの栽培と乾燥
 ハーブ自体は私たちが育てた高農産ハーブです。しかし、その乾燥は、学校では困難を極め、昨年度は電気乾燥機が無かったため、最終的には『食工房ぶどうの木舎』にお願いをしました。
・収穫直後に、乾燥が鉄則(鮮度が命)。変色すると香りも悪くなり、葉の色もくすんで草の香りになりやすいことが分かり、平成21年度は1時間でも早く乾燥できるように、収穫のその日のうちに『ぶどうの木舎』に持ち込みました。

2.平成22年度の工夫
 今年度は、8月に電気乾燥機を購入していただき、『食工房ぶどうの木舎』でのドライハーブに近い製品化を目指しました。
 40数℃温度設定。1回あたりの燃焼時間、1回あたりの生葉の量など変化させて、今後も効率的なドライハーブ生産を目指します。

 今後、販売先の確保に向け、考えてみたいと思います。

3.質の高いドライハーブとは「園芸セラピー部の考え方」
 乾燥後のハーブは香りも良く、緑色が残り、草色ではありません。お茶にした後の出がらしを見ても、まるでフレッシュハーブのようです。(レモングラス、レモンバーベナともに) 

※「電気乾燥機」を購入していただき、ありがとうございました(感謝)。良い製品に仕上がり、うれしく思っています。

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