『ガーデニングのツボ』
しい管理しやすい花壇造り
  “手の届く距離”
 “管理しやすい高さ”

1.高松農業高校
「新ハーブ花壇」
植物の植え付け
平成23年9月15日撮影
「ライン花壇」
花がら摘み作業
平成23年4月14日撮影
「園芸福祉モデルガーデン」
周囲から花がら摘み
(高さ約40cm)
平成21年9月15日撮影
「園芸福祉モデルガーデン」
腰掛けて花がら摘み
(高さ約20cm)
平成21年9月1日撮影
「モデルガーデン」
周囲から花がら摘み
平成21年10月13日撮影
2.介護老人保健施設  ルーエしもつま 平成19年6月25日撮影
高設花壇(レイズドベッド)
奥行き90cm、高さ78cm
厚み10cm
通路を広く
両側から管理しやすい花壇
(左)
「木枠の花壇(左)」
 奥行き90cm、高さ43cm
木枠の厚み3.5cm
一方からしか管理できない花壇
約60cmが管理しやすい。
2.園芸福祉花壇 平成21年4月29日撮影
「園芸福祉花壇」
立って植え替え作業
芝の通路からも植え替え
 「園芸福祉花壇」
芝の管理用通路

 限られた面積の花壇、その面積と形状は様々です。花壇の高さも重要です。

 これはハード面ですが、年間を通じて綺麗に管理していくためにはソフト面の考え方から出るハード的な工夫がまず必要で、事後の管理のしやすさに大きく関わります。

1.手の届く距離の花壇を造る。
 現実の問題として、花がら摘みや植え替えをするためにも、手が届く必要があります。
 女性が中心で管理するのであれば、なおさら奥行きの短いことが理想です。

2.大きな花壇では
 足を踏み入れることのできる踏み石やレンガ、又は通路を造る必要があります。

3.作業・管理のしやすい高さ
 話しが違うようですが、学校の水耕メロン栽培、温室の野菜栽培も30cmほど高くなっています。これで管理作業が楽になるのです。
 同じように、花壇も必要により高さのある花壇を造ってはどうでしょうか。
 @ 座って管理できる花壇なら、約40センチ
 A 車椅子の方も参加する花壇であれば、60センチ前後
 B しかし、経費をかけにくい場合、20〜30センチでもいいでしょう。