『ガーデニングのツボ』
香りが楽しめる花壇用植物  
私たちの国の家庭では、キンモクセイとかロウバイなど香りの花木も馴染みです。
植物は、不思議なもので、触ってみて、嗅いでみて香りがするものが多いことか。子どもたちにこの植物の不思議を伝えたいものです。
以下、好きな植物を少し紹介します。
1.カレープラント (キク科)
カレープラント
 平成24年2月7日
つぼみ(蕾)
平成22年6月12日
名前のとおり、茎葉からカレーの芳香を放つ面白いハーブですが、食用としてはあまり利用しないようです。大きくなった植物体を車に乗せると、車の中がカレーの香りだらけになります。
銀白色で細長い葉っぱも美しく花壇の彩りやアクセントに利用できますので、サントリナのような使い方ができます。高農では、子ども達も楽しめる花壇や視覚障害者のための花壇に多用しています。花は乾燥させても色あせにくいのでドライフラワーにしてポプリやリースの材料に使われます。
2.レモンの香り
@ レモングラス  A レモンバーベナ  Bレモンバーム
C レモンタイム  D レモンバジル    Eレモンマートル
F レモンユーカリ 
比較的万人向きの香りとは思います。ハーブとして販売しやすいものです。だからこそ、買っていただける可能性の高いハーブと言えます。
3.神聖な香りか?ホーリーバジル (シソ科)
  和名:カミメボウキ
開花
平成23年8月14日
開花後
平成23年11月14日
今年初めて栽培したハーブです。種採りのため実習室に置いていましたが、思った以上に香りも良いです。
ホーリー:キリストという名前のついた珍しいバジルで、インドでは浄化に役立つ聖なる植物とされて、儀式には欠かせないそうです。
4.ラベンダー (シソ科)
開花中(冬)
平成23年1月20日
開花中(秋)
平成23年11月14日
香りと言えば、ラベンダー。とても癒されます。花の収穫後は、寝室などのお部屋に置いたら如何でしょうか。