『ガーデニングのツボ』
こぼれ種で楽しむハーブティー
 “ジャーマンカモマイル”
マザーハーブと言われ、女性特有の症状にも効果。
 

和名:カミツレ
 甘くリンゴの香りのハーブで、カモミール畑を歩くだけでも気持ちを穏やかにしてくれます。美容にも良いとか、ストレス、イライラ、不眠、食べ過ぎ、健胃、強壮、鎮静、鎮痛等の効能があると言われています。
 なお、ハーブや野草等、食用飲用に用いる場合は、よく勉強して利用しましょう。有毒も多くあります。
 
平成23年4月13日撮影 開花始め
平成23年4月21日撮影 平成23年5月2日撮影
アブラムシ大発生
なぜ、こぼれ種か。
@ジャーマンカモマイルは、4月に植えて5月開花、そして花の収穫をする場合、あっという間にアブラムシがきます。
Aアブラムシが付く前の、少しでも早く収穫するためには、前年度のジャーマンカモマイルの開花後の落ちた種が、翌春、自然に発芽・成長したものに期待する方法は如何でしょうか(写真)。
Bそれでも、4月月末にはアブラムシがきます。手で取るのも無理になれば、通常の農薬は使いたくないという方は、デンプンでできた粘着くん液剤(100倍液)や牛乳で処理してください。
C秋植えのジャーマンカモマイルも可能で、おすすめです。
D無農薬で収穫しようとすれば、収穫適期は極めて短いということをご承知ください。
カモマイルの収穫・乾燥(5月2日)
 
 この日は、すでにアブラムシが発生しており、アブラムシが付いていない花を選んで収穫しました。
 
乾燥前
乾燥後
※ハーブティーも、摂りすぎにならないようにしてください。
※カモマイルは、カモミールとも言われています。
※通常、ハーブティーにするのは、ローマンカモマイルではなく、1年草のジャーマンカモマイルです。