『ガーデニングのツボ』
冬に、“美”を楽しむシルバーリーフ
シルバーリーフは、一般的に寒さや乾燥に強く、冬のガーデニングに適していますので、積極的に活かした園芸を楽しまれることと、お勧めします。
美しいシルバーリーフがひときわ映えるとともに、花や緑の葉を引き立ててくれます。花壇に、ハンギングに寄せ植えに活かしてはどうでしょうか。
シロタエギク(キク科) カレープラント(キク科)
白い植物がシロタエギク
平成23年12月19日
写真中央
平成20年8月20日
サントリナ(キク科)   ラムズイヤー(シソ科)
写真周囲のシルバーの植物
平成17年5月9日
写真右端 花茎が徒長
平成23年5月31日
今回ご紹介した植物は、宿根草です。次年度には、特に伸びてきて草姿をきれいに保つことは至難の業です。切り戻しがポイントになります。

・シロタエギク
 キク科の白い葉の植物で、一般的な苗ものです。学校でもシルバーリーフとして多用し、緑を植物を引き立てます。

・カレープラント
 シルバーの植物で、触るとカレーの香りがする不思議な植物です。その香りの強さは、大きめのカレープラント2鉢を車に置くと、カレーのニオイで車の中が充満します。
 なお、シルバーリーフの中で、成長が遅く育苗に時間がかかる傾向にあります。

・サントリナ
 キク科の植物で、シルバーリーブのハーブとして販売されています。こんもりとした草姿になりますので、存在感が出ます。

・ラムズイヤー
 シロタエギクのように葉色は白・シルバー系ですが、ラムの耳という意味ですので、その感触を楽しんでください。
 土の状態や管理が良ければ、大株になります。下葉は日照不足で枯れてしまいますので、取り除いてください。


シルバーリーフは、他にも多々あります。ヘリクリサムやガザニアにも、多肉植物にもあります。