活躍する生徒たち
『モデルガーデン・冬花壇への植え替え』

寒さ・霜に強い花壇づくりの学び!!(実施後の園芸福祉モデルガーデン)
はじめに
 例年行っている標記の研修会を、本校生徒を含む、2011初級園芸福祉士養成講座受講者を対象にして実施したので報告します。
 今年は11月に入っても比較的暖かくマリーゴールドやバジルなども比較的状況が良かったので、残したままで、当日を迎えました。そのため、実習は霜に弱い植物の撤去作業から始めました。雨が心配されましたが、結果的には降ることなく、無事、植え替え実習が終わりました。参加した生徒たちは、デザイン画を最後まで描き上げたり、植え付け作業で役割を果たしていました。
 本校生徒たちは、植える植物の栽培はもちろんのこと、会場準備、資料づくり・資料配付・野菜販売など当日の運営にも貢献しました。霜も心配されますが、今後、花壇の管理にも努力していきます。
 
冬花壇への植え替え実習  
 @班ごとの園芸デザイン(協議)
 A植え替え実習
     天気:曇り(雨の予定でしたが、実習中、雨降らず)
花選び 現場での園芸デザイン(協議)
植え替え作業中 赤玉土でマルチング
※補足・・・生徒も帽子無しでの実習。

完成したモデルガーデン 6基
高齢者も楽しめる花壇@ 高齢者も楽しめる花壇A
子どもたちも楽しめる花壇 車椅子利用者も楽しめる花壇
ストレス解消のための花壇 視覚障害者も楽しめる花壇

認定試験対策セミナー 
教本による解答試験、記述試験(交流プログラム案作り)の出題方法を説明し、教本は3回は精読し解答試験に備えるように、また、記述試験は事前にプログラム案を作成するようにお願いしました。(年末年始の宿題)

昼食懇親会
 3か月ぶりの再会。班ごとに食事をして懇親を深めました。

 野菜の販売(閉会後)   
 約8千円の売り上げ
   
農業科学科:トマト、園芸科学科:コマツナの販売

 冬花壇用の期日指定・苗生産活動
  
(高農生産苗、約92%使用)  
 11月23日の当日を目指して、9月8日の種まきから生産活動は始まりました。各班55鉢、計330鉢を用意しましたが、そのうち、本校で302鉢生産・出荷しました。
9月8日 ハーブの種まき 種まきされたセルトレイ
9月22日 第2回鉢上げ 鉢上げされるセル苗
10月29日 展開作業
(1トレー24鉢を、1トレー12鉢にする)
展開したチャービル苗
11月4日 
温室から外棚に移動
11月15日 
花がら摘み・枯れ葉除去
11月18日
 班ごとに植物仕分け作業
仕分けされた植物
(各班、55鉢)
期日指定苗生産の今年の結果
ほとんどのハーブ苗・花苗・野菜苗は、期日指定で生産でき、無事出荷することができました。しかし、次のものは、結果的に生産開始が遅すぎました。
 ・ガザニアは、約10日は種まきを早くすべきだった。
 ・葉ダイコンやサニーレタスは、1週間は早めに蒔く必要があった。

2011「園芸福祉研修会」の概要

1.目的

(1) 第4講座「植物をよく知り活用しよう」の復習(モデルガーデン実習)
   (寒さに強い植物と、寒害・霜害への対応)
(2) 平成24年2月18日の認定試験対策
   (試験に対する不安解消、試験の事前学習)

(3) 受講経験者へのフォローアップ
(4) 班ごとの懇親

  
 (仲間作り)

2.日程

 11:30 集合、班ごとの昼食懇親会
        班毎に弁当等を用意
 12:30 あいさつ
 12:35 花壇・花苗等の現地確認
 12:50 植え替え実習の説明、お願い事。
 13:00 ミーティング(ゾーニング図作成)
 13:30 各班移動はじめ
        植え替え実習、片付け
 14:45 休憩
 15:00 認定試験対策
 15:45 諸連絡、その他
 16:00 閉会
         片付け

3.参加者
(1)本校生徒     8名(3名欠席)
(2)一般受講者  23名(3名欠席)
(3)受講経験者   9名
(4)本校職員     2名
(西原、三宅)
   

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