ギンガムチェック(薄オレンジ)

NHK『趣味の園芸』玉さん庭をゆく

高松農業高校・園芸セラピー専攻 2014/02/05(水)


  テーマ花壇「@高齢者 視覚障害者 Bストレス C車イス」
 平成16年度から年間約11か月生徒と教員で管理している花壇であり、10年間継続してきました。
 “
継続は力なり”と言われますが、NHKの全国放送、趣味の園芸テキストにより、県内外の方に、高農で、生徒とともにガーデニングを福祉的に活用する研修が受けられる事を知っていただける良い機会となりました。
 今年度からは、8月・福祉的ガーデニング力育成講座、11月・寒さ・霜に強い植物講座の実習ほ場となっています。
『趣味の園芸』講師 玉崎弘志先生来校
玉さん来校シーン撮影
(校門から徒歩で)
玉さん来校シーン撮影
(4階から撮影)
畜産科学科 豚舎 農業科学科 葉菜類の収穫

種まき実習、担当生徒・教師へのインタビュー
玉さんをお迎えする生徒たち
(2年4名、1年12名)
園芸福祉モデルガーデンに
やってくる玉崎先生
種まき実習その他の取材
(1年12名)
(施設野菜実習室)
モデルガーデンでの作業
(2年4名、1年12名)
担当生徒へのインタビュー
(2年4名)
担当生徒へのインタビュー
(2年4名)
赤玉土や植物を触るシーン 植物の撮影

事前取材・ロケハン 1月22日(水)
   アトリエ・NOA「映像制作会社」、駿河氏来校
モデルガーデンの取材 担当生徒への質問
4つのテーマ花壇高齢者、視覚障害者、ストレス、車イス
 それぞれ担当した生徒の中から、取材を希望した生徒たち。ちょうど、各花壇一人となりました。


小さな4つの花壇であるため、取材に値するか気になるところですが、映像制作会社や玉崎先生の目に留まり、いいご縁が出来ました。幸運でした。
 1月9日、アトリエ・NOAから電話かかる。
 1月13日(祝日)までに届くようにと、お庭アンケートと写真等の依頼あり。
【取材から学んだ事】 

1 写真記録の大切さ
 説明上なのか、放送用なのか適切に説明出来ませんが、かつてモデルガーデンやその実習風景を撮影した静止画像が取材で必要でした。
 もちろん、撮影した写真を整理整頓し、利用できるようにしておく必要があります。

2 生徒の保護者の承諾書
 今回、大きく映像に登場する生徒については、承諾書が必要であり、また学校が提供した静止画像(写真)に写っている一般の方には、三宅がメールで了解をいただきました。

3 取材とホームページの意義
 今までの園芸福祉モデルガーデン等の説明に活用できました。

4 粘り強い事、裏を取る事の大切さ
 5分の企画番組を制作するために、事前の打ち合わせに加えて、最低でも6時間を越える現地取材がありました。さらに電子メールや携帯電話での日程調整、活動内容など連絡調整も必要でした。
 取材当日の取材の様子を見ていると、事細かく取材し、しかもたびたび事実の裏付けを取ろうとされました。完成度を高めるその努力には脱帽です。

《 所 感 》
 わずか5分の放送時間ための取材ですが、その取材姿勢は事前に計画されたストーリーにそって細かく徹底したものでした。
 
緊張したでしょうが、生徒も良い経験が出来ました。

 継続は「力」なり
 10年一つ事をすれば、人は評価してくれると言われますが、このモデルガーデンも10年目。縁あって取材を受け、放送され、園芸福祉モデルガーデンの存在と研修システムがより多くの方に知っていただける機会を得られた事は幸運です。
 また、このところ、ハーブティーに芝人形キットにと取材を受ける事が多かったのですが、モデルガーデンにもマスコミの光が当たった事は、花壇を担当する生徒の良き励みになる事でしょう。
 今年度は初級園芸福祉士養成講座が無くなり、花壇維持の経費10数万円が無くなったピンチの年。そんな年にNHKが広報してくれ感謝の一言です。

【放送予定日】
 変更の可能性もあり。
 平成26年3月9日(日) Eテレ 8:30〜 5分間
    再放送3月13日(木) Eテレ 10:30〜

【趣味の園芸テキスト】

 5月号に掲載予定


ギンガムチェック(薄オレンジ)