![]() 2004/09/11〜12 岡山県立高松農業高等学校 |
私たち生徒の感想 |
今年初めての企画に参加して、アメリカでやっている園芸療法と日本がやっている園芸療法の違いが分かりました。それに話を聞くと、家の外に庭がある方が、障害者や高齢者にやすらぎを与え、リラックスした状態になるそうです。また、使用する道具も使ったら捨てるではなくリサイクルをして次に使えるようにしているそうです。今の時代、使ったものをすぐ捨てるクセがあり、リサイクルという言葉が使われなくなっているとも思ったり、グロッセ世津子先生の話では、園芸療法は高齢者のいこいの場所にもなることが分かりました。 局先生の話では、馬の表情で、今の状態が分かるという話にもビックリしました。その後の乗馬体験で馬の表情を見ようとしましたが、馬がどんな気分なのかぜんぜん分かりませんでした。 高農で初めて行った企画。こんなに楽しいとは思いませんでした。今後の園芸セラピー活動の役に立つように活用したいし、さらに高農に地域の人が自由に出入りができ、なおかつ、ゆとりのある空間をつくり、地域の高齢者の方にやすらぎを与えられるようにしたいと思いました。(2年女子生徒) ワークショップに参加して、一番に感じたことは、今の日本にとって、とても必要で大切なことだと思いました。ボディル・アナーヤ先生の話の時も、グロッセ世津子先生の話の時もとても興味深いものでした。講演の中で、スライドを見ていて映像に出てくる人たちが実施前とは違う生き生きとしている姿を見てに驚きました。 局博一先生のお話はおもしろく分かりやすいものでした。馬の豆知識など私たちが知らないことをおもしろく教えて頂きました。馬とのふれあいタイムでは、馬に乗った時や周りの人が乗るのを見る時に不思議と笑顔が出てきて、自分でもビックリするほどでした。二日目のひょうたんづくりでは、他の人たちともお話や協力など高校生活ではなかなか味わえないことばかりでした。今後は、もっとこのような会を開いて、もっといろんな方々に体験してもらいたいです。また、今回だけではなく、次にというように後輩にも体験してもらいたいです。(3年女子生徒) この園芸療法・動物療法ワークショップin岡山に参加するまで、私はあまり園芸療法の意味を知りませんでした。でも、少しずつ講習会をしていくなかで、だんだんと分かってきました。 障害者の方々が少しでも一人で出来るようにと、いろいろ工夫すること。たとえば、自助道具を使って自分の力ですること。私が、次々に手を出すのは、本当の優しさではないことを知りました。私が出来ることは、どのようにしたら、その人が自分で出来るようになるかなどを考えてあげる方がその人のためになるということが分かりました。この講習会に参加してとてもいい勉強になりました。私も出来れば、この経験を生かしていけたらいいなあと思いました。 (3年女子生徒) |