活躍する生徒たち
『モデルガーデン・冬花壇に植え替え』

寒さ・霜に強い花壇づくりの学び！！（実施後の園芸福祉モデルガーデン）
はじめに
　例年行っている標記の研修会を、本校生徒を含む、2012初級園芸福祉士養成講座受講者、並びに受講経験者を対象にして実施したので報告します。
　今年は当日の天気が雨との予想で、樹以外は事前に生徒実習で撤去して臨みました。しかし、結果的には雨の心配はなく、無事、植え替え実習が終わりました。参加した生徒たちは、デザイン画を最後まで描き上げたり、植え付け作業で役割を果たしていました。
　本校生徒たちは、植える植物の栽培はもちろんのこと、会場準備、資料づくり・資料配布・販売活動など当日の運営にも貢献しました。霜も心配されますが、今後、花壇の管理にも努力していきます。
　
冬花壇への植え替え実習　　
　①班ごとの園芸デザイン（協議）
　②植え替え実習
　　　　　天気：曇り（雨の予定でしたが、実習中、雨降らず）
苗運び 現場での園芸デザイン（協議）
植え替え作業中 赤玉土でマルチング
（霜対策、背景色統一）
※補足・・・教員の指示で、生徒も帽子無しでの実習。
完成したモデルガーデン　６基
高齢者も楽しめる花壇① 高齢者も楽しめる花壇②
子どもたちも楽しめる花壇 車椅子利用者も楽しめる花壇
ストレス解消のための花壇 視覚障害者も楽しめる花壇

認定試験対策セミナー　
教本による解答試験、記述試験（交流プログラム案作り）の出題方法を、三宅が説明し、教本は３回は精読し解答試験に備えるように、また、記述試験は事前にプログラム案を作成するようにお願いしました。（年末年始の宿題）

　農場生産物の販売　　　
　･農業科学科：トマト
　・園芸科学科：芝人形キット、ハーブティー、ホウレンソウ
販売風景 販売コーナー

　冬花壇用の期日指定・苗生産活動
　　（高農生産苗、約９０％使用）　　
　11月23日の当日を目指して、９月８日の種まきから生産活動は始まりました。各班５５鉢、計３３０鉢を用意しましたが、そのうち、本校で２９５鉢出荷しました。
　なお、この研修会のため必要数の約３倍の苗生産をしました。
９月１０日　ハーブの種まき バーミキュライトで覆土
９月１５日　発芽したセル苗 ９月２４日　ビオラ蕾除去
９月２６日　第２回鉢上げ １０月２０日　展開（ボリジ）
１１月２２日
　班ごとに植物仕分け作業		 仕分けされた植物
（各班、５５鉢）
期日指定苗生産の今年の結果
　ほとんどのハーブ苗・花苗・野菜苗は、期日指定で生産でき、無事出荷することができました。しかし、次のものは、結果的に生産開始が遅すぎました。
　・ストック・ガザニア・ポットマリーゴールドは、結果的に約２週間は種まきを早くすべきだった。

2012「園芸福祉研修会」の概要

１．目的
（１） 第４講座「植物をよく知り活用しよう」の復習
　　　（寒さに強い植物と、寒害・霜害への対応）
（２） 平成２５年２月１６日の認定試験対策
　　　（試験に対する不安解消、試験の事前学習）
（３） 受講経験者へのフォローアップ
（４） 班ごとの懇親（仲間作り）

２．日程
　１２：００　集合
　１２：３０　開会
　　　　　　　認定試験対策
　１３：１５　植え替え実習の説明、お願い事
　１３：２５　花壇・花苗等の現地確認
　１３：３５　ミーティング（ゾーニング図作成）
　１４：００　各班移動はじめ
　　　　　　　　植え替え実習、片付け
　１５：４５　諸連絡、その他
　１６：００　閉会・・・・・・・・・ただし、終わり次第閉会
　　　　　　　片付け

３．参加者
（１）本校生徒　　　　　８名（２・３年生）
（２）一般受講者　　１３名
（３）受講経験者　　１２名
（４）本校職員　　　　 ２名（西原、三宅）
　　　

お願い
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