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平成19年度 『ケアハウスとの園芸交流』
since 2002


平成19年度の活動の特徴   下の写真にリンクを張っています。

@ 涼しさを演出する園芸クラフト
 暑い年、涼しさの演出も必要と判断し、クリスタルゼリーや炭ボールを活用したクラフトに取り組みました。
B 高齢者の体調に気遣い
 猛暑続きで、高齢者の体調を気遣い、例年行っていた高松農業高校・農場での収穫体験は実施しませんでした。
実施者: 園芸科学科『課題研究』 3年園芸セラピーグループ

『クリスタルゼリーを使ったグリーンインテリア』
6月14日(木)
・真夏を前に、ゼリーで涼しさを演出
・ゼリーによる汚れ防止に、「お盆」を活用
・グラスは、万が一落としても割れにくいアクリル製
『炭ボールを使ったクリーンインテリア』
9月13日(木)
・炭の空気浄化機能に注目して、ハイドロカルチャー
・前回6月14日のアクリル製グラスを活用
高松農業高校・園芸福祉活動の
   イメージキャラクター『芝人形』づくり
11月30日(金)
・年1回実施している芝人形づくり
・4名の施設職員が参加

『ケアハウスでの園芸交流』の事前準備 以下は、リンク無し
芝人形づくりの練習
5月10日
グリーンインテリア
5月17日外部講師授業
植物の準備(水洗い)
6月8日
植物の準備(水洗い)
8月31日
配慮した点
・根を傷めないようにていねいに扱いました。
・9月13日用の植物の準備では、特に植物を多数用意したため、植物名が分からなくならないように気を配りました。
炭ボールの水洗い
9月12日前日
水洗い後、容器に入れ直す
炭ボールの水洗いの必要性
・炭ボールを水洗いせず、使用すると、作品(ガラスコップ)に炭のホコリが着くことから、水洗いをします。(社会人講師の杉本先生に教えていただきましたので、さっそく行ってみました。)
・また、植え付け前に事前に吸水させておくという意味合いもあります。
水洗いの注意点有り
・水洗いは、ホコリを取り除くことが目的なので、ゴシゴシ洗わないことが大切です。炭の上の着色が剥がれ壊れてしまい、きれいでなくなります。
高校生のコメント
・お年寄りの方が「夏にぴったり」と喜んでくれました。
・すごく作業が簡単だったので、ケアハウスの方々も楽しみながら取り組んでおられました。
・笑顔で対応したら、高齢者の方も笑顔で応えてくれました。
・よく分からずになかなか行動していない方のところに行き、「はじめに好きなグラスを選んでください。」と声をかけると、自分で行動されたり、分からないことがあったら進んで尋ねてくれるようになりました。
・高齢者の方々との距離が縮まったように感じました。
・作業するときや話をするときは同じ目線にするとうまくいきます。
・大きめの声で、ゆっくり、はっきりと話さないと伝わりにくいと思いました。
・どんなときでも、常に笑顔で対応することが大切です。
・私たち園芸福祉のみんなも初めての経験だったので、不十分な点が多かったと思いますが、みんな協力して活動ができました。
補足 : 上記のコメントは高農祭の科展示で書いた内容です。

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