農業科学科(作物専攻)稲作編 苗代準備

6月の田植えに向け、消毒した種もみが1週間近く経過し、順調に乾燥しています。種の準備も終盤を迎えたところで、次は苗代(なわしろ;播種した苗箱を並べて管理する場所のこと)を準備していきます。

3月上旬に代掻き(しろかき;水田に水を引き入れ土を砕き均(なら)すこと)を行い、土を均平(きんぺい;均一に平らにすること)にしています。トラクターで約1㎝耕うん。ひび割れや凹凸を取り除いていきます。

トラクターで細かくなった土をコンパクター(上から抑え、圧をかける機械)で仕上げていきました。これで、苗箱を並べたとき均等に水を吸収してくれます。

米作りには『苗半作』(なえはんさく)という言葉があり、苗の出来で作柄(さくがら;稲のでき具合)の半分が決まるという意味です。

今年も良い苗が作れるよう頑張っていきます!

コメントは受け付けていません。