有機専攻では、種籾(たねもみ:稲の種子)の消毒を行いました。
お米の品種は「にこまる」です。
有機無農薬栽培では化学肥料や農薬が使用できないため、温湯種子消毒(おんとうしゅししょうどく)という方法で消毒を行います。(薬品を使用した種子消毒:農業科学科 作物専攻 4/21)
温湯種子消毒は58℃のお湯に15分間、種籾を浸します。
ストーブの上にお湯を張った鍋を置いて、温度が一定になるようにかき混ぜながら種籾を浸しました。
10㎏の種籾を約3㎏に分けて消毒を行い、合計で約45分間ストーブに当たる過酷な実習となりました。(外気温23℃)
お湯に浸した後は、すぐに水に入れて種籾の温度を下げます。
このまま、水換えを行いながら浸種(しんしゅ:種籾に水分を吸収させること)、催芽(さいが:稲の芽を出させること)を行います。
芽が出そろったらいよいよ播種をします。播種の予定日は5月14日(木)です。