作物専攻では夏季のミネラル補給としてスイカを栽培しています。
今年から始めた、空中栽培(くうちゅうさいばい:ツルを上に伸ばしながら管理する方法)でたくさん収穫することができるでしょうか!
空中栽培に取り組むとともに、「コンパニオンプランツ」としてマリーゴールドを植え付けます。
コンパニオンプランツとは…
植物には、それぞれ集まりやすい特定の虫があり、出やすい病気なども異なります。こうした特性を利用して、違う種類の植物を一緒に栽培することで、病害虫を抑えたり生長を助けるといった、良い影響が出る組合せを「コンパニオンプランツ(共生植物)」と言います。
マリーゴールドには以下の効果があります。
・臭いによるアブラムシ類の飛来防止
・マリーゴールドに含まれる物質の効果でセンチュウ被害の抑制
野菜専攻から大玉と小玉の苗を、そして園芸科学科の草花専攻からマリーゴールドの苗いただき植え付けていきます。
スイカは株間(かぶま:株と株との間)100㎝
マリーゴールドはスイカ2株につき1株で植えます。
マルチカッターを使いマルチに穴を開け、移植ごてを使い植え付ける穴を掘ります。
土や根を崩さないよう苗を取り出し植え付けます。
ツルが真上に伸びるよう、ネットにツルが向くよう調節します。
植え付け後はマルチカッターで開けた縁が風でバタつかないよう周りの土で押さえます。
こうすることで風で動いたマルチから植物を守ります。
マリーゴールドも同様に植え付け、最後にたっぷりと潅水(かんすい:水やり)します。
今後はツルの動きをよく観察しながら管理していきます。
たくさん収穫できるといいですね!