農業科学科 1年生 田植え実習

農業科学科の1年生は、6月4日の総合実習で、田植えを行いました。

田植えを行った場所は有機無農薬水田です。

毎年、この田植え実習は『手植え』で行っています。

今年も、2年生の有機専攻が先生になり、1年生を指導しました。

初めて田んぼの中に入る生徒も多く、おっかなびっくり田んぼに入っていましたが、そのあとは、先輩の指示をしっかりと聞きながら、黙々と実習に取り組んでいました。

時折聞こえる生徒の会話や笑い声が学校再開を実感させました。生徒も本格的な実習の始まりを感じたのではないでしょうか。

わずか1時間ほどの実習で、9アールある田んぼの約半分を植えることができました。

残った部分は、三年生の総合実習で田植え機を使って植えます。

稲の苗が風になびき、水面に初夏の風景が映り、夕暮れ時には蛙の合唱を聴きながらどこか懐かしい気持ちになる季節になりました。

この実習で植えた稲が、日々成長して、大きくなり金色に色づく頃には、コロナが終息し、稲を刈る生徒の賑やかな声や笑い声が聞こえることを教員一同願い、楽しみにしています。

手植えの様子は、こちらの動画をご覧ください。(ドローンで撮影しました)

 

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