ブドウの果皮の着色向上を願って

この日は2年生の果樹専攻生2名が放課後にブドウの着色を向上させるための処置を行いました。本校の校内では黒色で粒が大きく種無しのブドウである「高妻」という品種のブドウを栽培していますが、ここ数年果皮の着色状況が悪い状態が続いています。具体的には皮の色が黒色にならなければいけないにもかかわらず、黒色になりきらず赤っぽい色のまま果実が成熟してしまいます。味に大きな問題ないものの黒色ブドウのはずなのに赤色ブドウのように見えることで商品価値が低下します。そこで今年は果皮の着色を向上させる効果があると言われる植物ホルモンを果実に散布することにしました。新商品のため実際の効果は未知数ですが、果皮の着色の向上に期待したいところです。本校のブドウは8月下旬から順次収穫を始める予定です。

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