【園芸科学科】メロン順調に育ってます

園芸セラピーの温室では、4月に定植したメロンがすくすくと育っています。

この日は専攻生が管理作業と生育調査を行っていました。果実の大きさは大きいもので直径15cm程度になっており、果皮のネットも形成されつつあります。

今年は昨年より少し早く苗を定植したこともあり、7月中旬位に収穫する予定です。

収穫したメロンは大きさごとに選別して、主に校内で販売します。

甘いメロンになるよう引き続き管理と調査を続けます。

【園芸科学科】日本薄荷の収穫をしました

園芸セラピーの専攻生が日本薄荷の収穫を行いました。園芸セラピー専攻では日本薄荷をハーブティーや薄荷サイダーに加工利用しています。この日は薄荷サイダーに利用するために薄荷を収穫して、手で丁寧に葉を摘み取る作業を行っていました。このあと摘み取った葉は乾燥機に18時間ほどかけて乾燥させ、蒸留器にかけて薄荷のエキスを抽出します。抽出した薄荷エキスを製造会社に持ち込んで薄荷サイダーを生産する予定です。薄荷サイダーはふれあい市などで販売する予定ですので、機会があれば是非一度飲んでみてください。

【園芸科学科】花き市場フェア参加しました

6月7日(土)に岡山市の花き市場で開催された花き市場フェアに草花専攻生5名が参加してきました。この会は、草花を中心に様々な農産物が販売されるイベントで、本校も草花苗だけでなく、モモジャム、トマトゼリー、薄荷サイダーなどの加工品、ジャガイモ、トマトなどの野菜を販売しました。花き市場ということもああり、本校以外にも多くの草花販売ブースがあり、多くのお客でにぎわいました。参加した専攻生は販売での接客を体験するとともに、花に関わる多くの商品の見学をとおして経験を深めることができました。

【園芸科学科】フラワーアレンジメント競技県大会

5月30日(金)に新見高校で農業クラブのフラワーアレンジメント競技県大会が開催され、本校からは園芸科学科草花専攻3年難波さん、2年山本さんが代表として参加しました。二人はこの大会を目指して4月下旬から放課後に練習を続けていました。この競技はフラワーアレンジメントに関する基礎的な知識を問うとともに、指示された内容に従い作品(花束・リボン)の制作を行います。制作した作品は日本フラワーデザイナー協会の方に審査していただき、作品点、フラワーアレンジメントに関する知識点、技能点で合計点を競います。
結果、県内の農業関係高校代表者14名の中で、難波さんが優秀賞(2位)、山本さんが最優秀賞(1位)に輝きました。これにより二人は、10月に福島県で行われる全国産業教育フェアフラワーアレンジメント競技に岡山県代表として参加することになりました。二人とも今後も練習を重ねて、全国大会でも入賞を目指すと意気込んでいます。

【園芸科学科】植栽実習に行きました。その2

この日は、草花専攻3年生11名が総合実習の時間を利用して、学校近隣の吉備病院に植栽実習に行ってきました。吉備病院には昨年秋にも植栽実習に行っており、秋にはビオラとナデシコを植えていました。花壇は駐車場脇に約30メートルにわたり設置されています。今回は昨年秋に植えた花を片付けて肥料をいれ、新たにサルビア約170本を植えました。最近は外部に装飾活動に行く機会も増え、経験をつむことができるようになりました。装飾した花壇が誰かの癒やしになればと思います。

【園芸科学科】ブドウが開花しました

ガラス温室やビニールハウス内のブドウの開花が始まりました。これから1週間ほどで蕾がすべて開花してブドウの幼果ができます。ブドウの開花は花びらに相当する部分が開花時に離脱落下して葯や柱頭、子房部分が剥き出しの状態になります(下の写真)。葯や柱頭の黄色が花が咲いているかのように見えますね(上の写真)。これから花が全部咲いたら、種無しにする処理を行う予定です。

【園芸科学科】モモ農家研修に行ってきました。

モモの袋掛け実習に2年生の果樹専攻生14名が行ってきました。現在本校はモモ園を造成中のため実習に使えるモモの木がありません。これでは十分な実習ができないため、3年前から近隣のモモ農家のモモ園にお邪魔して研修、実習をしています。今回は昨年もお世話になった総社のハーベストファームに行き、代表の田中さんをはじめスタッフ3名の方からモモの袋の掛け方を教えていただきました。2年生は本当にモモに関する作業が初めてのためじっくりと説明を聞いて取り組みました。慣れるまで少し時間がかかったものの、スタッフの方のなごやかな雰囲気の中で実習を行うことができ、よい体験ができたと思います。

【園芸科学科】今年も始まりました。植栽実習!

5月7日に、総合実習の授業の時間を利用して園芸科学科の草花専攻3年生が、おもちゃ王国での植栽実習に行ってきました。令和3年度よりおもちゃ王国のご厚意で植栽実習がスタートし、今年で5年目となり園芸科学科の恒例行事となりました。正面入り口付近の花時計とその周辺、園内のライン花壇の植栽を毎年5月と11月の2回行っています。今年は、花時計の中にペチュニアを240ポット配置し、花時計の中は時計の針にあたらないよう横に伸びるペチュニアを1時間分のエリアに1色6種類使用することで、対角線で同じ配色になるように植栽しました。花時計の周辺は、株が大きく広がるサルビア・コクシネアの赤とピンクを計200ポット使用し、今回は合計で440のポット苗の植栽を行いました。おもちゃ王国に来場したお客様に園全体をくつろいで楽しんでもらえるようにという思いを込めました。園はもちろんのこと、花壇の花たちも同時に楽しんでもらえるよう植栽を行っているので、機会があれば是非ご覧ください。

【園芸科学科】今年もやってきました。池田動物園「動物たちと花フェス2025」

今年度も池田動物園での植栽実習に行ってきました。池田動物園では2月21日から「動物たちと花フェス2025」と題して園内を草花で装飾し、動物たちと一緒に草花を楽しもうというイベントを行っており、本校も昨年に引き続き旧ゾウ舎の装飾を担当させてもらうことになりました。この日は草花専攻2年生12名が、予め考えておいたデザインをもとに自分たちで育てた草花を使用して3時間ほどかけて装飾を行いました。昨年度は、ゾウ舎の中にフラミンゴ像を制作し、その周辺をビオラとハボタンで装飾を行いましたが、今年度は皆で意見を出し合った結果、明るい色合いの象のオブジェを制作しました。令和3年に制作した象のオブジェの骨組みをきれいに見えるように組み直し、前回グリーン1色だったものを、表面に色とりどりの造花を貼り付けました。今年もなかなかの力作が出来たと思います。周囲の装飾は、明るく楽しそうなイメージでビオラで虹を表現しました。使用したビオラは2016ポットで、9月上旬には種をまき、12月上旬にはケースに花を植え、設置に行くのを楽しみに追肥や花がら摘みなどの花の手入れをしてきました。2月10日の装飾実習当日は、見る人に「楽しそう、可愛い」といった雰囲気が伝わるように考えながら皆楽しそうに作業を行っていました。作業の途中にはテレビ局から取材も入りましたが、専攻生は自信ををもってにこやかに答えていました。この機会に動物園に行って是非ゾウ舎の装飾に注目してもらえればと思います。
放送の様子はこちら(外部リンク) https://www.youtube.com/watch?v=9T-O4eYavMw

【園芸科学科】コサージュ作り(卒業式前日の投稿で願いします。)

園芸科学科恒例のコサージュ作りを今年も卒業式前日に行いました。2月上旬に外部講師の先生にコサージュ作りの指導をうけ、園芸科学科2年生36名と1年生の草花専攻生13名が約250個のコサージュを作りました。作業机ごとに5人程のグループを作り、グループ単位で決まった数のコサージュを作りました。最初に花材のデンファレ、カスミソウ、レザーファンなどにワイヤーをとおしてフローラルテープを巻き付けて組み立てる前の基本材料の制作を行います。1つのコサージュには、デンファレが2輪、カスミソウ4枝、レザーファン3枚を1セットとして使うため、まずそれぞれの部材の下準備を行いました。これだけでもかなりの時間を必要としましたが、皆和気あいあいとした雰囲気で作っていました。すべての花材の準備ができたら、それらを組み立てます。花や葉の向きを考えたり、しっかりとワイヤーで固定するなど細かな注意事項を守りながら綺麗に見えるよう注意しながら組み立てていきました。そして最後にリボンを巻きつけて完成です。長く園芸科学科の伝統として続けている行事ですが、明日の3年生の晴れ舞台に少しばかり華を添えられたらと思います。