モモの収穫をしました

この日は2年生の果樹専攻生12名がモモの収穫を行いました。品種は清水白桃という岡山県の代表的なモモ品種です。モモの木が老木化により年々収穫量が少なくなってきていることもあり、約300玉を収穫しました。ほとんどの人が初めてのモモの収穫ということで、最初に説明をうけて収穫を開始しました。前々日に3年生が初収穫していたこともあり、熟れ具合を確認する必要がなく残った全てのモモを収穫しました。モモは熟すと果肉が柔らかくなりすぐに傷がついたり、傷んだりするため慎重に作業を行いました。

収穫したモモは作業場所で袋から出して状態を確認します。その後秤で重さを計測して重さごとに分けて大きさを揃えます。その後はモモに果実を保護する緩衝材を装着して、パックや箱に詰めます。モモの数は少なかったですが、モモの収穫作業をしっかりとマスターできたと思います。この後モモは校内で販売し、どちらも無事完売しました。

農業土木科 平板測量競技県大会

7月25日(火)に農業クラブ測量競技岡山県大会 平板測量の部が行われました。農業土木科より2チームがエントリーしており、この日のために一生懸命練習を重ねてきました。測量競技は平板、水準、セオドライトの3つの部門に分かれており、中でもこの平板測量のみが全国大会に繋がります。各校から代表選手が集まり、早く、正しく、正確な測量をしていきます。どのチームも本当によく練習をしていて、終始緊張感のある大会でした。そんな中、高農の3年生チームが最優秀賞(1位)に選ばれました!昨年一昨年と、全国出場を逃す悔しい思いをした分、今大会では努力が実を結ぶ結果となり指導教員、生徒ともにとても嬉しい結果となりました。2年生にとっては初めての大会参加でした。先輩たちの練習姿を一番近くで見ており、たくさん指導もしてもらっていました。来年は先輩たちに続けるよう頑張って欲しいと思います。3年生は全国大会最優秀賞をめざして、ハイレベルな平板測量が出来るように、また練習に励みます。応援よろしくお願いします!

ブドウの果皮の着色向上を願って

この日は2年生の果樹専攻生2名が放課後にブドウの着色を向上させるための処置を行いました。本校の校内では黒色で粒が大きく種無しのブドウである「高妻」という品種のブドウを栽培していますが、ここ数年果皮の着色状況が悪い状態が続いています。具体的には皮の色が黒色にならなければいけないにもかかわらず、黒色になりきらず赤っぽい色のまま果実が成熟してしまいます。味に大きな問題ないものの黒色ブドウのはずなのに赤色ブドウのように見えることで商品価値が低下します。そこで今年は果皮の着色を向上させる効果があると言われる植物ホルモンを果実に散布することにしました。新商品のため実際の効果は未知数ですが、果皮の着色の向上に期待したいところです。本校のブドウは8月下旬から順次収穫を始める予定です。

農業土木科 農業クラブ測量競技〜水準測量の部〜

7月27日に農業クラブ測量競技 岡山県大会が高松農業高校で行われます。水準測量競技の部には1年生チームが1つ、2年生チームが昨年に続き同じメンバーで1つがエントリーし、日々、暑い中練習に取り組んでいます。1年生にとっては、授業で学んでいない部分なので、ひとつ一つの動きをしっかり頭にいれて練習を重ねてきました。2年生は2回目の出場なので、細かな動きや動作の部分までこだわり、正確さはもちろん、チームワークでも負けません!!本番は、頑張ってきた成果が結果として残せるよう頑張って欲しいと思います!!頑張れ、チーム高農!!!

今年も雑草との戦い始まっています

果樹専攻生が普段実習を行っている平山果樹園は、まさに山、山、山といった感じの場所にモモやブドウなどの果樹が植えられています。5月になると果樹園全体が雑草で覆われます。そこで毎年果樹専攻3年生が刈払機を使って定期的に園内の草刈りを行っています。専攻生は、「農業機械」の授業でトラクタや刈払機を始めとした農業機械の仕組みや安全な使い方について学んでいます。「総合実習」の授業では実際に刈払機の使い方や練習を行います。この日はまだ3回目の練習ということで、ぎこちなさや怖怖した様子も最初こそありましたが、徐々に自分のペースで草刈りを行うようになりました。慣れてくるときれいに刈れているかなど刈った後の様子も気になるようです。まだこれから練習の機会はしばらくあるので、皆すぐ上達しそうです。今後も安全や体調管理に気をつけながら、少しずつ果樹園の整備が出来たらと思います。

室内園芸装飾検定受検しました

草花専攻生を中心にした園芸科学科生徒12名が、7月9日(日)に興陽高校で実施された室内園芸装飾検定3級の資格試験にのぞみました。会場となった体育館には、使用する花材などが一面に準備され、この日は他校の生徒も含めて27名が集まりました。専攻生は、この日のために放課後に練習を続けてきたので皆少し緊張した面持ちで試験に望んでいました。試験は用意された花材を基準に沿って装飾していく80分の実技試験と、園芸装飾に関する知識理解を問う60分の筆記試験があり、どちらも時間いっぱい取り組んでいました。試験の結果は、8月25日(金)に発表される予定です。

農業土木科3年 農業技術検定上級

7月11日に校内で農業技術検定上級の試験がありました。農業についての知識がしっかりと身についているかを確かめるための検定で、実技も伴います。農業土木科では、開水路での平均流速の測定、セオドライト測量における水平角の測定、トラバースの面積計算を行いました。平均流速の測定試験では、班ごとに事前に作業内容を確認し合いながら検定に望んでいました。

農業クラブ測量競技大会への挑戦〜平板測量の部〜

7月25日に農業クラブの平板測量競技県大会が高松農業高校で行われます。岡山県の農業高校生が集まり全国大会をかけて戦います。農業土木科より2チームが出場します。3年生にとっては最後の挑戦となります。昨年は内業でミスが出てしまい悔しい結果となってしまいましたが、あの時の悔しさが、今の原動力となり、最後の挑戦に向けて日々練習に励んでいます。

上記の写真は1年前の様子です。この頃より絶対に成長しているはず!!同じメンバーで最後の挑戦をします。目指すは全国大会出場。もちろん2年生も頑張ります。先輩たちに負けないようしっかりと練習に励んでいます。先輩たちからアドバイスをもらいながら、一緒に頑張っています!!

園芸科学科ニュース

本日の課題研究の内容を紹介します。

草花専攻🌹

4号温室ではシクラメンの鉢上げをしていました。鉢上げとは、種まきして育てた苗の本葉が増え、手でつまめるぐらいに育ったら、ポリ鉢に丁寧に1本ずつ植え替える作業のことです。気をつけることは一つ一つの作業を丁寧にすることと、土をあまり押さえないようにすることです。同じ温室内で別の専攻生がニチニチソウの切り戻し作業(伸びすぎた枝や茎を切り取って、株を短くし、植物の形を整える)をしていました。また新しく花が咲いてくるのが楽しみです❁。

セラピー専攻🌿

ガラス温室内ではメロンの栽培を行っている専攻生がメロンに肥料を与えていました。土のかわりに溶液で育てる水耕栽培なので、茎の下付近から肥料をたっぷり流し入れます。だいたい一回で終わらせる作業ですが、肥料の量がたくさんあり何度もやっていて大変そうでした🍈。メロンの実も大きく成長してきていて今から収穫が楽しみです。

果樹専攻🍇

今日は校内に植わっている果物を紹介します。まずガラス温室前のハウスには鉢植えにされた果樹がいくつかありました。その1つにレッドカラントがあります(写真左)。この写真はまだ生育途中ですが実は5〜10mmほどの球形で蔓状の軸に房状にたくさんの実がなります。果頂部には黒又は茶色のガクが残っていて、そのまま食べると甘味よりもとても酸味が強く、ジャムなどに加工して使う事が多いようです。他にもラズベリーやブルーベリーの鉢もありました。さらにガラス温室横にはひめりんごの鉢があります(写真中心)。ひめりんごは通常のリンゴよりも小ぶりで可愛らしいリンゴです。祭りの屋台のりんご飴に使用されているあれです🍎。ブドウの高妻ハウス横にはたくさんの柑橘類(ミカン、レモン、キンカンなど)の幼木が植えられており、どの果樹も順調に成長しています(写真右)。

写真・文鳴本

資格の取得にむけて

草花専攻2年生10名と果樹専攻生1名が、室内園芸装飾検定3級の資格取得に向けて放課後に練習を行っています。室内園芸装飾は国家検定の1つで直径1mの円を緑化杉テープで作り、その中に決められたとおりに観葉植物や鉢花を並べます。クラフト紙と水苔を使い隙間をきれいに埋め、最後に寒水石を飾ります。1時間できれいに仕上げることが求められます。
この日は6名が放課後に練習用キットを使って制作を行い、時間を計測して何分でどの行程まで作業ができているか確認していました。完成後はお互いに花材の位置関係や造りなどを点検、確認するなど手慣れた手順で作業を行いました。

今年の試験は、7月9日(日)に興陽高校を会場にして行われます。しっかりと練習して臨み、自信をもって取り組みたいと思います。