園芸科学科ニュース

園芸科学科3年生の実習風景

草花専攻🌹

本日は雨だったので外での実習が難しかったです。☂

中庭の緑化・美化に取り組んでいるグループが、中庭の通路に設置するアーチ作りに取り組んでいました。アーチの土台と支柱パイプをしっかりと固定するために、コンクリートブロックにセメントを流し込んで固めていました。きれいな花のアーチづくりに向けて着々と準備をしているようでした。

草花専攻室の前では同じくアーチ作りで使用する藤の花の鉢替えをしています。鉢替えとは鉢内に根がいっぱいになった頃に行う、一回り大きな鉢に植え替える作業のことです。今回は3号鉢から4号鉢に植え替えていました。この藤の花はアーチにはわせるために育成しています。

専攻室内では別の専攻生が草花を植える容器の制作に取り組んでいました。容器作りのために動画などを参考にしてどうすればよいのか考えていました。試作で作っていた容器は形になってきているので完璧なものに仕上げていきたいですね。

セラピー専攻🌿

専攻室内では専攻生が皆で実習を行っていました。この日はレモンバーベナを収穫してハーブとして利用可能な部位を摘み取っていました(写真左、真ん中)。摘み取った葉は、乾燥してハーブティーの原料にします。専攻室内はハーブの匂いが充満していましたが不思議と落ち着く香りです。最終的には収穫トレーがいっぱいになるくらい何度も収穫するそうです!

すぐ隣のスペースでは、園芸セラピー専攻の先生がキュウリを放課後に校内で販売するための準備をしていました🥒(写真右)。大きさや形により若干量は変わりますが1袋100円で販売を行っています。放課後の販売は専攻生が行いますが、自分たちが育てた野菜の説明や、相手にどのように売り込むかなど様々な対応を考える必要があり、いい経験になります✾

写真・文 3H 鳴本

農業土木科3年 環境専攻班

5月2日にゴールデンウィークから一般公開された千足古墳へ行きました。

8年がかりの復元整備工事が終了し、石室も覗くことができる、学校周辺の貴重な文化財を「地域を学ぶ」一環として環境班全員で訪問してきました。


5月9日には傾斜の続く山道での本格的水準測量を実施しました。

学校近辺には豊臣秀吉の備中高松城の水攻めの時に、毛利方 吉川元春が陣をしいた庚申山があります。(標高74m)ここで山頂に至る長い登山道を実習地と定め、平坦では無い、坂道での貴重な水準測量実習を生徒は体験しました。

一学期中間考査最終日

令和5年5月26日(金)

 今週の火曜日5月23日から本日まで一学期の中間考査を行ってきました。春休みの課題学習から一学期前半に学習した内容について、しっかりと振り返り学習を行い皆しっかりと取り組んできたようです。来週からは一学期の後半が始まります。新入生は専門学習が更に深まって行きますから、頑張っていきましょう。

本日の最終日は、2校時まで考査を行った後、全員が体育館に集合し、「表彰・壮行式」を行いました。表彰式では、それぞれの部活動での頑張りを皆で称え合うことができました。続いての壮行式では、第8回中国高等学校ライフル射撃選手権大会に岡山県代表として出場する農業科学科3年の末澤憲人さんの紹介が教頭先生からあり、生徒会長激励の言葉に続いて、本人より大会出場に向けての決意表明がありました。日頃の練習の成果がしっかりとだせるよう頑張ってきて下さい。

今週末から岡山県の高校総体が各所で行われます。既に予選会が終了している部活動もありますが、出場する皆さん、頑張って下さい。

受賞者は以下の通り

◇第19回岡山県高等学校ライフル射撃選手権大会 ビームライフル競技・男子第4位 農業科学科3年末澤憲人

◇第18回備前支部高等学校総合体育大会・弓道競技 男子団体第2位

◇第18回備前支部高等学校総合体育大会・ハンドボール競技 女子第3位

◇第18回岡山県備前支部高等学校総合体育大会・ラグビーフットボール競技7人制 第3位 合同B(高松農業・岡山工業)

園芸科学科ニュース

三年生課題研究

草花専攻🌹

本日の草花専攻の様子です。

花壇の整備を行っているグループが色々な花を草花温室前の花壇スペースに植え、追肥を行っていました(写真左・真ん中)。追肥とは植物の生育に応じて必要な肥料を追加で与えることです。色とりどりの花がたくさんある環境だと気持ちも明るくなりますね☼

草花専攻室では、農業クラブのフラワーアレンジメント競技会出場予定者が大会に向けて練習を行っていました(写真右)。この大会は県内の農業関係高校から代表者が集まり、フラワーアレンジメントの知識・技能を競う大会で、今年は6月2日に井原高校で開催されます。競技会は35分の時間で行われます。この日は三枚目の写真のようにカーネーション(黄)カーネーション(赤)ミリオンなどの花材を使って練習をしていました。花を組み合わせて花束を作ることは簡単ではないけれど練習頑張ってよい結果が出るといいですね🎌

セラピー専攻🌿

この日は何人かの専攻生が西ほ場でナスを植えていました🍆(写真左)。ナスは6月下旬から7月中旬に収穫できるそうで、今からセラピー専攻の校内販売が待ち遠しいです。

専攻室では、ハーブの活用方法を考えているグループがでハーブを使用したレシピを考えていました(写真真ん中)。使用するハーブはサラダバーネット、ペパーミントで、サラダバーネットはキュウリのような風味で葉が柔らかく、ペパーミントはシソ科ハッカ属の多年草で独特のメントール臭がします。試行錯誤して頑張っていました。

また、別のグループはメロンの玉吊りの準備をしていました(写真右)。これは成長するメロンの重さに対応するために玉吊りという作業を行います。メロンが徐々に大きくなり重さを増してくると枝が引っ張られてバランスが悪くなるのでその都度調整を行います。

果樹専攻🍇

ブドウのガラス温室ではシャインマスカットの担当者がブドウのジベレリン処理を行っていました(写真左・真ん中)。ジベレリン処理はブドウを種無しにするためと、粒を大きくするために2回処理します。今回は種無しにするための処理で、ブドウの開花が終わったタイミングを見計らって行うそうです。専攻生は何回か実習中に行ったことがあるためなれた手付きでやっていました。その横ではマスカットオブアレキサンドリアの担当者が花穂整形や枝の管理作業を行っており、果樹専攻生は皆忙しそうにしていました。

写真右は私達が課題研究で行っている園芸科学科の日常を紹介するための動画を編集をしている様子です。慣れないパソコンでの操作は難しく、制作に時間もかかっていますが日々成長しています!

写真・文 3H鳴本

全国植樹祭1年前記念『百花彩』に参加しました。

令和5年5月20日(土)

 西大寺緑化公園 百花プラザで開催された、『第74回全国植樹祭岡山2024 1年前記念 百花彩』に園芸科学科草花専攻が参加しました。「全国植樹祭」とは国土緑化運動の中心的な行事で、天皇皇后両陛下のご臨席もと記念行事や記念植樹等を通じて、国民の森林に対する愛情を培うことを目的に毎年春に開催されているもので、岡山県では昭和42年以来57年ぶりに来年(令和6年)開催予定です。

 草花専攻生が学習の中で生産した各種草花苗・寄せ植え・ハーバリューム等の他、農業科学科の学習で生産したトマトやトマトゼリーの販売を、草花専攻2年生3人が販売実習を行いました。曇り空ではあっりましたが、昨日の雨も上がり朝からたくさんの方が来場されました。次々にテントに来られる来場者からの質問を受け、会計を行っていきました。外国からのお客様からの『ハウ・マッチ?』等の質問にも、『エイト・ハンドレット・エン』等英語に身振り手振りを添えて説明していました。アフターコロナを実感させる明るい笑顔の人々にあふれた1日でした。

家庭総合(2A)で調理実習を行いました。

令和5年5月19日(金)

本日の3・4校時、2Aでは「家庭総合」の授業で調理実習をおこないました。献立は、ごはん・味噌汁・ぶりの照り焼き・おひたしでした。

初めての調理実習で、2校時終了とともに、調理室に集まり、エプロン・三角巾をきちんと着て授業が始まりました。先生からの説明のあと、班ごとに調理開始。「家でお母さんの手伝いをしている腕前を見てくれ‼」と自信満々に包丁を使う男子生徒。テキパキと班員に指示を出してスムーズかつきれいに仕上げていく女子生徒。にこやかな笑い声も響きながら、手元に送る視線は真剣に全員が協力して調理していきました。

完成後には、全員で試食タイム。会話も可能となっての試食で、皆楽しく試食していました。

そして、本校の調理実習には、他校にはない大きな特徴があります。ご飯は、生徒たちが1年生のときに育てて、収穫した米(品種;にこまる)です。種籾の播種から始まり、半年かけて栽培、そして収穫したお米で調理実習。格別の思いを持って調理実習に皆望んでいました。これこそ、究極の調理実習。地産地消の真髄を目の当たりにした実習でした。

第2回『くすのきマルシェ』開催しました。

令和5年5月17日(水)

「くすのきマルシェ」を放課後購買前で開催しました。この「マルシェ」は各学科の専門学習での生産物を直接販売する『販売実習』です。今年度2回めとなる本日は、園芸科学科のみなさんが販売担当となり、農業科学科で生産したトマトとトマトゼリーの販売を行いました。販売開始の放送後すぐから、生徒の皆さんや先生方が来られ、「このトマトの品種は?」とか「美味しい食べ方教えて?」などの会話をしながら販売していきました。このマルシェは地域の方の来場も歓迎しています。次回は6月7日(水)16:15からの予定です。

園芸科学科ニュース

本日の園芸科学科の実習中の様子です!

草花専攻🌹

右の写真は、備中高松駅の花壇の花を植え替えるために土を耕している様子です。備中高松駅から本校までの道に設置されているいくつかの花壇は本校が管理しており、草花専攻生が定期的に花を植えています。今日はとても暑く真夏日だそうですが、暑い中でも植栽準備を頑張っています☀

左の写真は、園芸科学科3年教室前の中庭から渡り廊下に続く歩道を整備している様子です。!廃棄されていた大きな石を再利用して通路上に埋め込み、隙間に土をいれて整えていました。中庭の美化、整備の一環としてやっているそうですが、私達三年生にとってはショートカットの道ができるのはとてもありがたいですね!

セラピー専攻🌿

ガラス温室では、水耕栽培メロンの管理作業をしていました🍈この日行っていたのは、上から吊るしている紐に伸びている茎を這わせる「誘引」と言う作業です。他にも栄養がしっかりとメロンの実にいくように余分なつるを切っていました。また、このあとは受粉作業も行うようでした。外気温が高くて暑い日でしたが、温室内はさらに暑くて大変そうでした。皆さん熱中症に気をつけて作業をしましょう💦

果樹専攻🍇

左の写真はガラス温室で果樹専攻生がブドウの花穂(ブドウのつぼみが集まったもの)整形を行っている様子です。花穂整形とは、品質安定や果房の形を整 えるために開花前の花穂から不要なつぼみを取り除く作業のことです。花が咲く前に行わないといけない必須作業のため、連日この作業をやっているそうです。
右の写真は、取材途中に草花専攻が行っていた中庭の歩道整備のお手伝いをさせていただいた様子です。大きな石を運ぼうとしたのですがとても重くて無理でした、、、。自分で体験して作業の大変さを知りました。今日も皆頑張っています!

写真・文 3H鳴本

『エフカド・カフェ』オープン‼

令和5年5月17日(水)

食品科学科が10年以上にわたり、先輩から後輩へと引き継いでいる地域交流カフェ「エフカド・カフェ」が本年度初オープンしました。第1生徒会館1階の購買を会場にして昨日(5月16日)と本日の2日間の限定オープンです。今年も、事前予約制とし両日とも3回に分けての開催でした。オープン時間前には入り口に予約券を持った生徒たちが並び、オープンとともに順に注文していきました。

本年度カフェを担当するのは、食品科学科3年生(カフェ10期生)15名と食品科学科2年生(カフェ11期生)12名の27名。事前の計画からケーキ作り、運営の詳細の打ち合わせなど、休日に登校したり、放課後下校時刻ギリギリまで残って準備を進めてきました。当日となった昨日、今日もそれぞれに役割を分担し、全員で協力して運営していきました。

会場内からは、来場者の笑顔と共に「美味しい」「1ホール食べてみたい‼笑」との声がそこここから聞こえて来ました。この春卒業した先輩たち(カフェ9期生)からバトンを繋いだ素晴らしい「カフェ」でした。次回の開催が今から楽しみです。・・・次回開催は6月5日・6日の予定だそうです。

農業土木科3年 施工専攻班

農業土木科は2年生より3専攻に分かれて実習が始まります。設計専攻班、施工専攻班、環境専攻班の3つに分かれてより専門的な知識・技術の習得をめざしていきます。


こちらは施工専攻班の様子です。

施工専攻班では只今、移動式のピザ窯を製作しています。耐火レンガをひとつひとつ慎重に積み上げています。積み上げたレンガを固定するセメントは高温に耐えるよう、セメントと水にパーライトも加えて配合しています。7月の完成をめざして頑張ります!!今後の様子もぜひご期待ください。

こちらはUAV(ドローン)測量を行っている様子です。農業科学科の水田を測量し、専用ソフトで面積や均平度の算出を行い、今後の水稲栽培に役立ててもらえるように、プロジェクト活動に取り組んでいます。こちらの活動も今後が楽しみです。