カンキツ類の収穫

寒々とした冬空の下でも緑々した葉を茂らせ、オレンジや黄色のおいしそうな色の果実をならせている果樹があります。そうミカンをはじめとしたカンキツ類と呼ばれる果物たちです。本校ではウンシュウミカンやレモン、キンカン、イヨカンなどのカンキツ類をブドウのハウス周辺に育成中で、現在16本の木があります。この日はまずウンシュウミカンを収穫しました。昨年は20kg程収穫てきたミカンですが、今年は収穫量が少なく、1つ1つの果実サイズはかなり大きなものが多くなりました。後日専攻生が試食しましたが、皮は厚いものの酸味も少なく甘いミカンになっていました。次にキンカンです。本校では「ぷちまる」という種なしの品種を2本育てています。キンカンは専攻生でもあまり食べたことがない生徒もおり、果皮を味わうということに驚いていました。皮に少し苦みが残っていましたが、概ね専攻生には好評でした。最後にレモンです。本校では「リスボン」という品種1本育てています。今年は豊作で多くの果実を収穫できました。この他にもまだ木は小さいですが、12月から3月くらいまで様々なカンキツ類が順番に収穫できるようになる予定で、今後がとても楽しみです。

【家庭クラブ】加茂幼稚園を訪問しました

令和7年1月30日(木)

家庭クラブ役員4名と有志の参加希望生徒2名の計6名が加茂幼稚園を訪問し、園児たちと交流活動を行いました。

全員であいさつをした後、節分にちなんだ内容の大型絵本の読み聞かせを行いました。園児たちは座って静かに聞いてくれ、読み終わった後は「楽しかった」と喜んでもらえて嬉しかったです。

読み聞かせの後は、園児たちと一緒に紙コップを使ってロケットを製作しました。最初に紙コップに切り込みを入れ、内側に輪ゴムをかける所が難しかったようですが、高校生が優しく見守りながら少しずつ形になっていきました。ロケットの外側にはそれぞれ好きな色のシールを貼ったり、ペンで模様を書いたりしてオリジナルの作品が完成しました。

完成した後は高校生のお兄さん、お姉さんたちとロケットを飛ばす練習をしたり、誰のロケットが一番高く飛べるか競争したりしました。

最後は普段園児たちが遊んでいるカードゲームや廃品を使った製作を一緒に行い、楽しく交流することができました。

あっという間の交流時間でもっと一緒に遊びたいと思いましたが、「また会おうね!」とお互い約束をしてお別れしました。

貴重な交流の機会を設けていただき、ありがとうございました。

【園芸科学科】「フラワーアレンジメント講習会」

園芸科学科2年生が社会人講師活用事業で「フラワーアレンジメント講習会」を開催しました。

本校の卒業生で、フラワーショップにお勤めの山口さんを講師に、卒業式に3年生の胸を彩るコサージュ作り方を教わりました。

まず、デンファレ、レザーファン、カスミソウにワイヤーを通し、フローラルテープで巻き下処理しました。次にデンファレの花がメインで縦に大小並ぶように配置し、その横にかすみ草、レザーファンを三角形になるように配置してワイヤーでまとめ、フローラルテープで巻き、ワイヤーを同じ長さに切って完成です!

2月末には卒業生全員分のコサージュを園芸科学科1・2年生で制作します。
今までお世話になった先輩方のために一生懸命制作しようと思います!

園芸科学科学習発表会!

この日は園芸科学科3年生の課題研究の発表の場である学習発表会を武道場で開催しました。3年生はこの日までに研究した内容を5−6分のスライドにまとめて発表し、その後1・2年生からの質疑応答に答えていきます。1年間の研究を5−6分にまとめるのは大変ですが、皆自信をもった発表が出来ていたと思います。また、1・2年生からも途切れることなく活発な質問が投げかけられ、3年生も時に回答に困る場面もありましたが、なんとかのりきっていました。3年生の発表の場ではありましたが、1年生にとっても各専攻の学習内容の理解促進、2年生にとっては自分が次年度行う課題研究の内容を考える良き機会となったようです。

研究テーマの一例

果樹専攻

ブドウ「紫苑」の着色にLED照射が及ぼす影響
ブドウ「高妻」の着色向上に関する研究
冷感物質および植物成長調整物質がブドウの着色に及ぼす影響
ナシと干し柿の品質向上に関する研究

草花専攻

ドライフラワーを利用したインテリアづくり
中庭の改良
ドライフラワー・押し花を使った製品づくり

園芸セラピー専攻

ハーブを利用したレシピ本の作成
四角いメロンをつくろう
ラベンダーを使ったバスボムと保冷剤の研究