今年最初で最後の干し柿づくり

この日は、一年生が総合実習の時間を利用して干し柿作りを体験しました。収穫した西条柿を各々がピーラーや果物ナイフを使って皮を剥きました。皮を剥いた柿は殺菌して、紐につるしていきます。その後3週間程度乾燥させて完成となります。作業の工程はとても簡単ですが、ほとんどの生徒が初めての経験でした。また、ついでに「渋」の体験もし、身をもって柿渋を体感したようです。平山果樹園には約20本の柿の木が植えられており、そのうち8本が干し柿に使える柿の木となっています。しなしながら、今年は今まで経験したことがないような不作となりました。そのため、例年なら1年生だけでなく2、3年生の果樹専攻生が二週間程度干し柿づくりに取り組んでいますが、今年は全くできず少し残念な年となりました。

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