農業科学科(作物専攻)稲作編 きぬむすめ籾播き

今日はいよいよ「きぬむすめ」の籾播き(もみまき:稲の種まき)です。

種は5月5日に水に浸け、芽出し(めだし:種から芽を出させ、揃いをよくする)をしています。前日に引き上げ綺麗な鳩胸(はとむね;水を十分含んで膨らんだ)状態になりました。

これを電動の播種機(はしゅき:種をまく機械)で播いていきます。

苗箱をセットし  床土→水やり→種まき→覆土  の順で一連の工程を流れ作業で行います。

農業教員指導のもと土や種、流れを説明し準備していきます。(生徒役は誰かな?)

機械を止めないよう各自の役割を十分に理解し苗箱を流していきます。

最初は機械の動きに戸惑っていましたが慣れるとスムーズに行えます。

苗箱が完成すると次は前回準備した苗代(なわしろ:苗を育てる所)に運び、センターに綱を張って基準を決め並べていきます。

箱の扱いに気を付けながら丁寧に並べていきます。

並べた後は温度を確保するためトンネルを設置します。

支柱でアーチを作り、白色のトンネルを掛け保温していきます。

トンネル完成後は実際に水を流し、管理していきます。

苗箱の腰ぐらいの高さまで水が来るよう調整しそれ以上の水は外へ流れるよう調整します。

今後は、温度と水切らさないよう天候に合わせて管理していきます。

※実習後は『農業高校レストラン』さんのお弁当で昼食をしました。

各校や地域の食材を生かした献立で、皆さんおいしくいただきました!

 

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