平山果樹園での作業(ブドウ棚のビニール張り、モモの摘果)

【校長室便りR2-03】 本校の北部(平山)には果樹園があります。今はモモの「摘果(てきか)」作業とブドウ棚の「ビニール張り」を行っています。

ブドウの病気で多いのはカビの細菌によるもので、雨が降ってカビが繁殖するのを防ぐため、岡山県ではビニールを張ってのトンネル栽培やハウス栽培を行っています。今日は先生方が協力してビニール張りを行ってくれました。

果樹園のモモの樹です。

もう花びらは殆ど残っていませんが、全ての花が果実になると栄養が行き届かずに落果したり小さな果実になったりするため、間引く作業を行います。つぼみのうちにするのが「摘蕾(てきらい)」、花になってからは「摘花(てきばな)」、これからの時期は花びらが落ちて実が少しずつ大きくなり始めるので「摘果」といいます。

今は大まかに下向きの花(果)を残していますが、最終的には「長果枝(ちょうかし)(30~40cmの枝)」に1~2個程度、「中果枝(ちゅうかし)(20cm前後の枝)」には1個となるように間引いていきます。

果樹園のブドウやモモの樹たちも、生徒の皆さんが作業に来てくれる日を楽しみに、元気に育っていますよ!

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