3学期最後の実習(果樹園)

この日は1年生の果樹専攻生が3学期授業時間内最後の実習を平山の果樹園で行いました。果樹園では桃やブドウのせん定作業も終わり、この日はナシのせん定作業を行いました。勢いよく真っ直ぐ上に伸びた徒長枝と呼ばれる枝を中心に枝を切りました。

専攻生はせん定バサミやノコギリを枝の太さによって選択しながら作業を行いましたが、握力が必要なことから苦戦している様子でした。4本のナシの木を順番にせん定し、約1時間半ほどの時間ですっきりとした木の状態になりました。これで次年度もおいしいナシが作れそうです。

また、半分のグループは刈り取った草の片付けを行いました。平山果樹園は山の中にあるため夏季は周辺が草だらけになります。そのため、専攻生が草刈りを行って果樹園の整備を行っています。刈った草をそのままにしておくと次の年に草刈りがやりにくくなることから刈った草の片付けを行っています。地味な作業ながら大事な作業で来年度への準備ができました。
来月には、ブドウハウスのビニール張りやモモの摘蕾作業、苗木(モモ、ミカン、ブルーベリー)の植え付けなど様々な管理作業が始まり専攻生も忙しくなりそうです。

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