いちごジャム製造実習(食品科学科)

4月20日(木)

本日、食品科学科3年生は、2・3校時と5・6校時でいちごジャムの製造実習を行いました。

まず、2・3校時で、いちごのヘタ取りと調整を行いました。甘いイチゴの香りが充満した加工室内を覗いてみると、話し声一つなく、聞こえるのは先生が説明する声のみ。全員が集中してそれぞれの担当の実習を行っていました。いちごのヘタを取る人、ヘタ取りを終えたいちごを洗い取り残しや痛みがないかを再チェックする人、チェックを終えたいちごを正確に計量し煮詰めるための釜(二重釜)に入れる人。一人ひとりが衛生管理と安全を一番に考え、真剣な眼差しで取り組んでいました。

大きな釜に入れられたいちごは、5校時までの間に砂糖を加えて煮詰められ、いちごジャムの完成です。

5・6校時には、完成したいちごジャムを計量しながら瓶に詰めていきました。周りをきれいに拭き取り、蓋をして最後に殺菌して完成です。30名を超える生徒のみなさんが集まっているとは思えないほど、整然と実習が行われていました。「食のスペシャリスト」を目指してこれまで学んできた3年生達の2年間の学びの成果を目の当たりにした時間でした。3Fの皆さん、食品科学科の先生方、お疲れさまでした。 完成したいちごジャムは、春のふれあい市などで販売予定だそうです。

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