1月26日に食品科学科1年生と2年生が、浅口市鴨方町にある平喜酒造株式会社で実習をしました。
日本酒の製造を体験しました。
洗浄した酒米は「水切り」をします。一袋の重さは10㎏あります。
手作り大吟醸酒の仕込みです。原料の酒米を蒸しています。これを「蒸米」といいます。
蒸米した酒米を、巻き簀の上で放冷します。
蒸して、放冷した酒米を麹室へ移します。
麹室で蒸した酒米を広げ、麹が繁殖しやすい温度へ調整します。
いよいよ種麹を振りかけます。職人の技術を目の当たりにしました。
これは麹の「切り返し」の作業です。種麹を付けた酒米を手でほぐし、布をかけて、寝かします。
約3mのタンクの上から櫂(かい)を入れます。これを「櫂入れ」といいます。空気を入れて、酵母の発酵を促します。
現場実習は、地域産業を学び、食品製造に関して知識を深める貴重な機会となりました。平喜酒造株式会社の皆様、貴重な機会を設けて下さり、ありがとうございました。