園芸科学科2年生がブドウ「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の生育調査を行いました。この日は果物の栽培や生態について学習している「果樹」の授業があり、実物観察の一環で生徒全員が自分が担当するブドウの実や枝葉の大きさを計測して成長の様子を確認しました。ノギスや折れ尺を用いた計測、クロムブックによる果房の撮影などを継続的に行っていますが、計測のたびに目に見えてブドウの実が大きくなっているのがわかり、生徒たちもブドウの成長のはやさを実感しているようです。また、この日は、ブドウの実の数を調整する摘粒作業もあわせて行いました。ブドウの管理作業の中でも難しい作業であり、果樹専攻生が先生役になり周囲の生徒に教えてよい経験になったようです。生育調査は今後9月いっぱいまで続け、その後収穫します。収穫したブドウは各家庭に持ち帰り、食味試験をしてもらう予定です。最近は種無しのブドウばかりですが、種ありブドウである「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の風味など種ありの良さを楽しんでもらいたいと思います。





